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現実話 168
山口県の豪雨で気象庁が言った
「今までに経験したことがない」という表現は、
年齢が34才以下の人が主語でした。また「全国で過去2番目」
というのは7月に限定(意味なし)と気象庁公式記録
(ほぼ50年間)に限定されています。

J-CASTニュースの姉妹サイト「モノウォッチ」の動画版
”J-CAST THE FRIDAY”。
毎週金曜日昼12時30分から生放送。
「ニコニコ生放送」でも同時放送。視聴はココから↓
http://ch.nicovideo.jp/channel/j-cast-the-friday
■J-CASTニュース http://www.j-cast.com/
■J-CASTモノウォッチ http://www.j-cast.com/mono/
『武田邦彦』の結果 | J-CAST

【男と女】1-1 人生(1)女25才

otokoonna01tdyno.293-(7:45).mp3
女性は二人の子どもを産まなければならない・・・
こんなことを言うと、少し前ならウーマンリブの人から
こっぴどく締め上げられたものだ。でも、これは人類の
長くもっとも基本的な道徳だったのだから仕方が無い。

人間は一夫一妻だから、大人二人で子ども二人を
産まなければ、人間は絶滅してしまう。だから、人間は
どうしても女性一人に「平均して」二人の子どもを作る
必要があるのだ。

ここで、断っておくけれど、ある女性が一人の子ども、
ある女性は4人でも結構で「平均して」二人を産む必要が
あるということ。それに、これは長期的で、戦争で多くの
人が死ねば3人ぐらいは産む必要があるし、現代の日本の
ように人口が過密になればしばらく100年ぐらいは1人が
適当かも知れない。長期的には女性は2人のこどもを
産む必要があるということだ。

この文章の最初に「産まなければならない」と書いたので、
おそらく「それは自分の意思しだいだ、「産まなければ
ならない」などと言われる筋合いはない」と女性から
反撃されることを覚悟している。

しかし、生物というのは犯すべからざる「基本倫理」を
持っている。それは「何のためにこの世に生を受けたのか」が
出発点で、それ故に「子孫を絶やさないこと」、
「同族を殺してはいけないこと」など、生命を繋ぐことに
関する基本倫理である。

体の仕組み自体もそうなっていて、体細胞はやがて死滅する
が、次世代を作る生殖細胞はそのまま生き続ける。
親が命を捨てて我が子を守るのも同じで、自分の命より
上位に「次世代」がある。

だから人間は赤ちゃんを見ると無条件に可愛い。
可愛いと感じるのはそれが本質だからだ。

人間の妊娠期間は10月10日だから、女性は産前産後で
約1年半から2年の活動を制限される。この制限期間は「仕事」
ではなく、「次世代」であることに注意する必要がある。
後の女性と男性を比較するが、男性も25才までに1年半から
2年の「次世代のための活動」をするようになっている。

(平成25年7月22日) 武田邦彦

【普通の歴史】1-1 江戸から明治へ(1)
日本と中国だけが残った

rekishi001tdyno.294-(7:26).mp3
今から150年ほど前から100年ぐらい前の世界は
今と全く違っていた。

まず、世界は「ヨーロッパとアメリカの独立国」と
「ヨーロッパとアメリカが占領していた国」と「日本と中国」
の3つだけだった。もちろん、例外はある。アフリカなら
エチオピア、アジアならシャムのような国で、エチオピアは
疫病、シャムはヨーロッパ勢の勢力争いの谷間で僅かに
独立していたが、それもほんの少しの国だった。

当時の世界は今では信じられないことが行われていた。

「ヨーロッパやアメリカは、他の国を自分のものにしたけれ
ば自由にしてよい」というのが常識だった。たとえば130年
ほど前、ヨーロッパ諸国が集まって「アフリカ分割会議」を
して、アフリカ諸国を分割した。信じられないけれど、
1884年にドイツのベルリンで、実際にアフリカ人が住んで
いて国もあるアフリカをヨーロッパの国が勝手に「分割する」
と決めて、分割の地図まで作った。
現実話 168_c0072801_18345298.jpg
この絵はアフリカ分割を決めたベルリン会議の様子だが、
いかにも国際会議の格好をつけて人の国を分割している.
もちろんこの場にアフリカの国の代表は参加していない.
ヨーロッパ人は「地球上のすべての土地は暴力(武力)で
自分のものにしてかまわない」と考えていた。

ヨーロッパはこのベルリン会議からさかのぼること400年
ほど前に「トルデシリャス条約」というのをスペインと
ポルトガルで結んでいて、なんと!地球でヨーロッパでは
ないところは、西経46度37分の東がポルトガル、西を
スペインと分割したのだ.ヨーロッパ人には「他人が住んで
いる他人の国」という考え方が全くなく、自分勝手だから
「ヨーロッパ人が取った土地は、誰が住んでいても
ヨーロッパのもの」と固く信じていた.もちろん、背後には
キリスト教という精神的なバックボーンがあったけれど、
キリスト教を利用したという感じである.

武田邦彦

【原発】悪習を無くしてからにしよう・・・
立地で東電と奥村組が市長にお金を渡す

gnisimatsutdyno.296-(8:56).mp3
2013年7月17日に朝日新聞が報じたところによると、
青森県で建設中の核燃料貯蔵施設関係で、推進派の杉山市長の
子会社が倒産しそうになり、西松建設が東電と相談の上、
1億円を融資、当然、7000万円が焦げ付いている。

実に不明朗なやりとりだ。原子力施設の誘致を進めている
市長の会社が倒産しかかったというので、原子力から1億円の
お金がでる。つまりは原子力の仕事をしていれば、お金の
心配は無いということを意味している.もちろん、このような
お金は最終的に私たちの電気代が充てられる。

・・・
思い起こせば2005年だったと思う。
私は原子力安全委員会の基準部会で、
思い切って次のような発言をした。

「原発関係の立地の選定で、不明朗な話がでたら
審査を止めるようにしたらどうか」

ときどき、立地関係の仕事をすると、「他の普通の仕事と
同じように」いろいろなところから圧力などがある。
でも、原発は普通の仕事と違う。もともと原子力三法は
「自主・民主・公開」が原則で、それが国民との
約束になっている。

もちろん、私の発言は無視された。「お金とウソ」は原発に
普通にあることで、地下水を巡るきわめて不透明な東電の
態度も、あれが「普通」なのだ。今日の朝刊で、原発推進の
立場をとっている新聞すらも「規律を失った東電」として
いたが、実は昔からだった。

脱原発にしても、原発推進にしても結論を出すためには、
この「悪習」を止めないと判断もできない。今や、未来を
感じさせた原子力は科学ではなく、人の手ですっかり汚れ、
暗いジメジメしたものになってしまった。でも、それを
認めるわけにはいかない。まずは東大教授、経産省、
電力会社が自ら優れた頭脳で「簡単な倫理」を理解し、
実施することを「原発推進派」も共に求めてもらいたい。
そうしたら少しは対立が弱くなり、議論ができると思う。

(平成25年7月24日) 武田邦彦

【普通の歴史】1-2 江戸から明治へ(2) 世界の国

rekishi002tdyno.295-(9:23).mp3
先回に整理したように、20世紀までにヨーロッパ人
(後にイギリス人がアメリカ人になって、
アメリカもヨーロッパと同じになった)
がほぼ全世界を支配していた.それを簡単にまとめると、

北アメリカ大陸:イギリス領カナダ、フランス領カナダ、
        アメリカ、スペイン領メキシコ
南アメリカ大陸:スペイン領南アメリカ、ポルトガル領ブラジル
アフリカ大陸 :イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、
        ポルトガル、オランダ領
アジア方面  :イギリス領インド、フランス領インドシナ、
        オランダ領インドネシア、
        スペイン領フィリピン(後にアメリカ)、
        ドイツ領太平洋諸島、アメリカ領ハワイ
アジア大陸  :ロシア領シベリア、ロシア領樺太、
        ロシア領アラスカ(後にアメリカ)
オセアニア大陸:イギリス領オーストラリア、
        イギリス領ニュージーランド
ヨーロッパ以外の独立国:完全に独立(日本)、
            一部独立(中国)のみ

地名ばかりが続き、地図があった方が見やすいので、
この「異常な事態」を地図でもう一度、見てみたい.

スペインとポルトガルの世界分割
現実話 168_c0072801_18445470.png
現実話 168_c0072801_1845247.png
 http://blogs.yahoo.co.jp/dareyanen22/31098720.html
現実話 168_c0072801_18462522.png
まず先行したのがポルトガルとスペインでアメリカ大陸の
中心部、アフリカ大陸の沿岸部、フィリピンなどを占領した.
その後、イギリス、フランス、オランダ、ドイツが進出して
アフリカ、インド、アジアなどを占領した.ロシアは17世紀
にシベリアに進出、もともとはモンゴルなどのアジア民族の
土地を侵略した.アメリカは少し遅れてアメリカ大陸を占領
して、その後、太平洋の諸国を侵略した.

その結果、世界でヨーロッパ人に侵略されなかったのは、
中国(清)と日本ぐらいだった.明治維新というのはちょうど、
そんな時のことだった.というより、ヨーロッパ人が世界を
征服し、西からはイギリスとフランス、東からはアメリカ、
北からはロシアが日本と中国に襲いかかってきたから日本も
鎖国ができなくなり、徳川幕府が倒れて新しい時代になった
と言った方が因果関係がわかるから良いだろう.

つまり、簡単に言うと明治維新の頃、ヨーロッパ人から見ると
世界で「日本と中国だけがまだ取っていない」という状態だった.

「そんな歴史、習っていないよ」という人が日本には多い
だろう.徳川家康から始まった江戸時代も260年経って、
幕府もそろそろ弱ってきたし、ペリー提督が率いるアメリカ
艦隊に驚いて開国し、日本も近代化しようとしたけれど
江戸幕府ではあまりに古すぎるので、大政奉還して新しい
明治時代になった・・・という日本の中からだけ見た
日本史を学ぶのが普通だからだ.

そう言う見方もある。でも、世界の中の日本という点では、
日本と中国だけしかヨーロッパの植民地になっていないのだから、
江戸幕府の鎖国はすでに無理だったのだ.なぜ日本と中国だけが
残ったのかというと単に地理的なことだけで、ロシアは陸路で
西から、イギリス、フランスは海路で西から来ると
中国と日本が「さいはて」、つまり「極東」になる.
逆にヨーロッパ人がアメリカを通り過ぎてくると、やはり
日本と中国が「さいはて」、つまり「極西」になる。そこで
最後に、ロシア、イギリス、フランス、オランダ、アメリカが
中国と日本を襲うのは、当然でもある。なにしろそこしか
残っていないのだから.

この節を終わるに当たって、これまで江戸末期、明治維新、
明治時代、そして近代ヨーロッパの歴史などを学んできた人は、
違和感があるかも知れない。というのは日本の歴史家は
ヨーロッパの影響を受けているので、露骨にヨーロッパの
植民地の歴史からものを見るということはしない。それは
ヨーロッパ人にとってとてもいやなことだからだ。

でも、事実は、150年から100年前頃の日本はまさに
吹き荒れるヨーロッパの世界制覇の中にあったという事実が
大切で、それで始めてその後の日本の行動を理解する事が
できるし、それらが「良かった、悪かった」という評価も
正当に行える。

(平成25年7月26日) 武田邦彦

【緊急】北茨城市で7マイクロシーベルト
・・・どうするべきかも判らない!!

tdyno.301-(4:42).mp3
北茨城市の工業団地で7月12日毎時7マイクロシーベルト
(年間61ミリシーベルト相当)の放射線量が観測されていた
ことが7月25日に原子力規制庁から発表された。
規制庁に報告したのは原子力機構、測定は北茨城市。

規制庁の説明では「周辺の工場で放射線を使った非破壊検査が
行われていて、その放射線」ということだ。
とんでもない事が起こった。

1)1年61ミリシーベルトという高い放射線が観測されたら、
  即刻発表しなければ逃げるに逃げられない。
  それを14日後に発表した。
2)非破壊検査の線源はコバルト60を使っているが、
  直ちに使用を止めないといけない。その後、
  線源がどうなっているか発表されていない。
3)どこでどのような線源を誰が使っているか
  国は把握しているのに発表しない。

もう、原子力を止めた方がよい。原発以外でも完全に犯罪と
なるこのような高い線量を放置するということになると、
いつどこで高い線量が漏れて被曝しているかわからない。

1)放射性ヨウ素が継続的に漏れている、
2)福島原発から継続的に放射性物質が漏れているが
  ベクレルが公表されない、2号機、3号機の異常が
  なかなか明らかではない、
3)海に放射性物質が流れていたのに選挙が終わるまで
  発表されない。自民党の圧力だろう、

これまで原子力に携わってきた人、今でも推進派の人、
原子力に携わる人はこのような杜撰で基準のない原子力には
ほとんどの人が反対のはずだ。声を上げて欲しい。

今の所、北茨城市が最も危険で、至急、市に説明を求め、
逃げるべき所は逃げる必要がある。

(平成25年7月26日) 武田邦彦

【男と女】1-2 人生(2) 男25才

otooonna02tdyno.300-(9:43).mp3
女は25才までに子どもを2人産まなければならない。もちろん、
一人一人の女性ではなく「平均」として2人だ。
なぜ、子どもを産まなければならないかというと
「次世代を作ること」であり、「次世代がいなければ
人間という生物は意味が無い」からでもある。

次世代を作るには、第一に子どもを産むこと、第二に子どもが
生きていく大地があることだ。もともと子どもが誰もいなけれ
ば日本という国がなくなるのだから、女性が子どもを産むのが
第一条件であることはだれでも判る。

もう一つは、次世代の人が生活をする場所(国土)が必要と
いうことだ。尖閣諸島を取りに来ている中国の機関誌
「人民日報」は、2013年6月「沖縄は中国の領土だ」という
論文を掲載し、少し前、私の知っている中国からの留学生
(研究生)は、「先生、心配することはないですよ。
私たちの時代には日本は中国領になります」と言った。

日本が中国領になるのに賛成の親(日本の親)もいるだろう
けれど、もし「子どもは日本の領土に住んでもらいたい」
と思えば「国土の防衛」が必要になる。

そのために、かつては「兵役」というのがあり、男は軍隊の
訓練をした。いざというときにそれから鉄砲などの操作を
勉強していては間に合わないからだ。

兵役は1年半から2年が普通だ。この年限は、「女性が2人の
子どもを産むのに1年半から2年は自由な生活ができない。
だから男性にも次世代のために同じ期間は次世代のために
義務を果たしてもらう」という論理だ。

つまり人間は若い頃、自分自身を磨くために教育を受けたり、
少しの準備をするが、それと共に、次世代のために子どもを
産み、兵役を終えておくという「集団としての義務」
を果たすのだ。

ところが現代の日本は戦争がないように見える。そのために
軍隊も兵役もない。それは良いことでもあるけれど、その結果、
若い男性は「次世代への義務」が無くなってしまい、
子どもを産む女性と大きな差ができてしまった。

これが草食系男性の出現、社会不安、女性の不満などの根源に
なっている。この問題を解決しなければ、具体的な結婚、
出産、家庭等の問題は解決しない。このブログでは
この歴史的本質に迫りたい。

最後に音声では私の大学の講義の時の体験をお話しして
終わりにします。

(平成25年7月25日) 武田邦彦

【普通の歴史】1-3 江戸から明治へ(3)
ヨーロッパ人が占領した地域の状態

rekishi003tdyno.299-(14:11).mp3
地上の「場所」にはいくつかの政治体制がある。



今では、どこにも「国」があるから、昔も「国」があったと
思うけれどそれは違う.昔の地球上には、「国」があるところ
と、「単なる地域」があった。「国」があるところは国境が
あって王様がいて、軍隊が守っていた.だから、「国」の
「国境」を超えて他の国の軍隊が入ってくると、その国の
軍隊は負けない限りその国を守るために戦う.

でも、このような「現在ではあたりまえの国」ができたのは、
メソポタミア、インド、中央アジア、中国、日本、ヨーロッパ
などのような場所を別にすると、割合最近で、それまでは多く
の地域が「単にある部族がいるところ」で国境もハッキリして
いなかった。だから、ヨーロッパの侵略戦争というのは、
「ハッキリした国と戦争して侵略したところ」と、「単なる
地域でそこにいる部族を殺して侵略したところ」がある。
北アメリカのアステカ王国、南アメリカのインカ帝国、インド、
インドシナ、インドネシアなどは歴史のある国だからそこに
ある国と戦争して侵略したのだが、アメリカやアフリカの
大部分、シベリアやアラスカ、太平洋諸島やオーストラリア
などはまだ「部族社会」だったので、国と戦争することなく
ヨーロッパは植民地にすることができた。

「単なる地域でそこにいる部族を殺して侵略したところ」
としては、アメリカ合衆国をはじめとするアメリカ大陸、
オーストラリアなどが典型的で、そこにいる部族を徹底的に
殺戮して「人がほとんどいない状態までしてから住む」
という方法だった.

アメリカ人(もともとイギリス人)が今のアメリカ合衆国に
住んでいたインディアンを殺した数は数1000万人とも
言われるが、いずれにしても簡単に言うと「皆殺し」にした
ので、今ではアメリカ人しかいないような感じだ。
オーストラリアもイギリス人が先住民のアボリジニを全滅
したので、今ではオーストラリアには実質的にイギリス人
しかいない。

このような地域は「もめ事」が少ない。先に住んでいた人が
皆殺しに遭っているからだ。アメリカ合衆国でインディアンが
ほぼ全滅した後はもめ事が少ないのがこの例だ.ところが
中途半端に殺されたところや、インドのように古い歴史を
持っていて、大勢のインド人がいるところはヨーロッパ人も
手を焼いた.そのような地域ではヨーロッパ人はどのような
手段で統治したのだろうか? 何しろ少人数で大多数の人を
押さえ込むのだから、かなりの無理をしている。

私が本で読んだり、歴史学者などとの話の中で知った典型的な
支配方法には次のようなものが標準的のように感じられる。

1)ポルトガルの支配地では、軍隊は女性を連れて行かず、
 現地の女性を自由に乱暴することを許した。結果として誕生
 してくるハーフの子どもが男子の場合、ポルトガル名と銃を
 渡して現地の支配の助手にした。
2)イギリスのインド支配では、インドの発展を懸念した
 イギリスが、優れたインドの若者が出てくると軍隊を派遣して
 若者の両手首を切り落とした。このような政策によって
 優秀な人材が育つのを防いだ。
3)フランスの植民地では、街角で少しでも怪しい若者を
 見つけると尋問し、無理やり刑務所に入れた。刑務所に
 入れられると畳一畳程度のコンクリートの床の部屋に
 押し込められ、両手錠を掛けられて監禁されるので
 短期間で死んだ。
4)イギリスのオーストラリア支配では、アボリジニを自由に
 殺害して良いと言う法律が成立し、住民のアボリジニの女性を
 大きな岩の上に集団で連れて行き、そこから落ちて死ぬのを
 酒を飲みながら楽しんだ。犠牲者数は100万人と言われる。
 オーストラリアの南のタスマニアでもほぼ同じ事が行われ
 タスマニア人は絶滅した。
5)アメリカ(イギリス人)では、インディアンの男は
 「人の召使いにならない」という誇りを持っていたので、
 次々と騙して戦争を仕掛け、推定1000万人が虐殺されたと
 される。
6)アメリカ人はアフリカから奴隷を連れてきたが、効率的に
 奴隷船で運ぶために、20人ずつ奴隷を鎖で繋ぎ、嵐になると
 船の難破を恐れて20人ずつ鎖で繋いだまま海に投げた。
 アフリカでは民家を襲って希望リストにある年齢性別の人を
 無理矢理連れ去った.家族は泣きながら別れ別れになった。
7)スペインはアステカ王国とインカ帝国でそこの住民
 (主として成人男子)を皆殺しにした。

これらの話には若干の誇張もあるかも知れないし、また日本人
には俄に信じられないというところもある。でも、ソ連時代の
スターリンの粛正(2000万人)、中国の文化大革命(4000万人)、
アフリカの奴隷売買(1600万人)などから見ると、
イギリスのインド支配(1700万人)、スペインによる
南北アメリカの征服(1500万人)などはそれほど
飛び離れた数字ではない。

(平成25年7月28日) 武田邦彦

【緊急???】これまでに経験したことのない豪雨

tdyno.312-(3:21).mp3
テレビや新聞が盛んに「これまで経験したことにない豪雨」
と叫んでいる。その画面には、
現実話 168_c0072801_18161222.jpg
とある。津和野で1時間雨量91.5ミリ、1日雨量334ミリを
観測した。真面目でテレビを信用している人なら、まさか
テレビがウソをつくはずもないと思い、気象庁が発表し、
テレビが報道しているのだから、本当だと思うだろう。
でも、違う。1時間に100ミリ以上、1日に500ミリ以上の
記録は、毎年ということもないが、数年ごとに起こっている。
その記録を示す。
現実話 168_c0072801_18163186.jpg
この記録で判るが、2011年には高知県と三重県、2005年に
愛媛県という具合に、今回の報道の2倍以上の雨量を観測
している。ニュース解説で「これまで経験したことにないと
いうことはありません。主語は誰なのでしょうか?
0歳児ですか」とでも言わなければならない。
放射線が危険なほど漏洩し、それこそ経験したことがない
値でも「危険」なら報道せず、「危険そうに見える」者だけ
報道する世の中になった。

(平成25年7月28日) 武田邦彦

「次世代党」のスタート

starttdyno.303-(6:19).mp3
選挙をつくづく見ていると、対立軸がない。かつては
「資本主義と社会主義」というのがあり、自由党と社会党が
あった。アメリカでは「小さな政府(自分がやる)と大きな
政府(世話を頼む)」があって、それぞれ共和党と民主党だ。

共産主義がなくなり、日本人はどうも小さな政府が嫌いで、
「お上が指示してくれないと」とか「補助金がないと」という
ことになりがちだ。だから自民党から共産党まで政策は
ほとんど同じになる。政党の名前を見ても区別がつかない。

「維新」とか「みんな」と言われても、一つ一つの政策を
確認しないと、その党が原発がどうか、TPPがどうかは
わからない。つまり党名が一般的というのはすべての党は
自由民主党だということになる。これでは二大政党制などに
なるはずもない。

そこで、新しい対立軸を一つ出してみたいと思った。つまり
「現世代党」(今良ければ良い)と「次世代党」(子どもが
良ければ良い)である。簡単に言うと、「原発の電気は
欲しいので、核廃棄物は子どもに任せる」という現世代型の
自民党から共産党までと、「原発の電気が欲しければ核廃棄物
をかたづけてからにしよう。将来も安全であれば」という
次世代型の考え方をしてみようと思うからだ。

長つづきすれば良いが・・・・

(平成25年7月22日) 武田邦彦

二つの緊急・・・日本の知性はどこに?(「想定外」への準備)

tdyno.317-(10:07).mp3
このブログで2つの「緊急」を出した。
一つは北茨城市の高い放射線の測定、もう一つは気象庁の
「経験したこともない豪雨」の予測だ。

まず最初の高い放射線の報道だが、ここにはサンケイの
報道を示すけれど、記憶ではヤフーなど複数の報道があった。
現実話 168_c0072801_18214989.jpg
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130725/dst13072522050008-n1.htm
しかし、その後、テレビ、新聞はもちろん、原子力関係機関、
北茨城市からも情報提供が行われていないようだ。もしこれが
「誤報」なら、北茨城市も「誤報である」という説明を
ホームページに上げるべきだ。

おそらく、今の所、表示していないのは、「誰かが勝手に
誤報を流したのだから、コメントする必要は無い」という
官僚的なことを考えているのだろう。誤報であろうと
無かろうと、市民が心配していることについて、市が積極的に
情報を流すことはとても大切なことだ。「風評」というのは
「情報がないところからでる」とされているが、まさに
市自身が風評を作り出している。

・・・
また、山口県の豪雨に対する気象庁とマスコミの報道も
「知性が無い」の一言に尽きる。原発である知事が
「どうせ県民に数字を言っても判らない。安全か危険かだけ
で良い」といって食品の測定値を公表しなかったのに似て
いる。民主主義なのに主人(国民)を下に見ている。

「今まで経験したことのない豪雨」という極端な説明がつき、
「1時間に138ミリは7月の豪雨としては全国で2番目」
という報道もあった。私の記憶とは違うので、調べてみると
実に無責任というか、知性の感じられない報道だ。
主語がない。

まず、気象庁が使っている「記録」は「アメダスが動き
出してから以後、もしくは100キロごとに一カ所、観測所が
あった時代で気象庁が「正式」と認めたところ」に限定
されている。

今後もアメダスの設置場所が増えると、たとえば「新宿では
経験したことがないが、渋谷では10回経験している」などと
なる。今回もそれもハッキリしない。

アメダスは試験運転は別にして、本格的には1993年から
だから、まだ20年しか経っていない。つまり「今まで経験
したことのない豪雨」というのは20才より以下の人に対して
言っていることになる。どんなに古くてもアメダスの観測
開始が1979年だから、34才未満の人に限定される。

テレビの画面ではどう見ても60才以上と思われる男性が
「生まれてから初めてですね!」と言っていた。おそらくは
テレビで錯覚したのだろう。つまり、主語が抜けていて
「20才以下の人でこの町にだけ住んでいた人」に
限定されている。

また、「138ミリが7月の雨量として全国2番目」というのも、
かなりのトリックがある。まず、豪雨は6月とか7月とかいう
「月」が重要なものではない。よほどの特別な事が無い限り、
6月の集中豪雨と7月で被害が違う事もない。

150ミリから140ミリ台の豪雨は数年ごとにあり、さらに
「アメダスの公式記録」にこだわらなければ、
1982年の長崎の186ミリもある。

科学的データ処理の原則は「根拠のない制限」をしては
いけない。たとえば、豪雨は7月28日だったが、「過去、
7月28日の記録では全国で最大」という言いかたもできる。
この場合、「1年」、「梅雨から夏にかけて」、「7月」、
「7月上旬」」、「7月28日」、「7月28日午後」などの
制限があり、制限条件があるとしても「雨で地盤が緩んで
いる時期の豪雨」という点では、「6月から10月」と
なるだろう。そうすると今回は平凡な記録だ。

災害を防ぐには、第一に科学的なデータを示すこと、第二に
大げさでも内輪でもない表現を使うこと、だ。また今回の
豪雨の報道に私が違和感を感じるのは、1日300ミリ、
1時間130ミリ程度に「毎年のように起こる豪雨」を
「記憶にないほど」ということによって「治水事業の遅れに
対する責任回避」のにおいが強いからだ。

情報というのはそれ自体は正確性が第一で、その情報に
基づいて、次の行動が取れることが大切だ。そのためには、
地元住民は雨の程度と、治水、自分が住んでいるところの
状態を正しく把握し、普段から改良を加えなければならない
が、すべてを「想定外」として責任を逃れていると思う。

(平成25年7月29日) 武田邦彦

「次世代党」の第一政策・・・子どもの就職先の確保

daiitisyuushokutdyno.309-(7:33).mp3
現世代は次世代を作らなければなりませんが、かつては
女性が子どもを産むこと、男性が国土を守る事の2つでした。
なにしろ次世代を産まなければ次世代はできませんし、
次世代が生まれてもすむ土地がなければ人生を送ることが
できないからです。

でも、現代は「あるとき、突然、敵が襲ってきて国土を
奪われ、子どもたちはすべて奴隷として連れて行かれる」
ということはなくなりました。そんなことが100年ほど
前までこの地球で普通に行われていたことが夢のようです.

しかし、その代わりに社会は複雑になり、現在では
「子どもに仕事があるか」ということが大きな問題になり
つつあります. かつては「土地を耕す」(その他の自然の
関係)ということが主たる仕事(農業、それに漁業など)
でしたから、土地があれば仕事があるということでしたが、
現在は農業・漁業などは人口の7%なので、次世代の
主たる仕事にはなりません。

といってサービス業だけでは富はそれほど生まないし、
資源が足りない日本ではやはり工場が必要となります. 
しかし、現在の日本は「節約」などが良いこととされ、
国力や技術力が下がっています。日本が「鎖国」をすること
ができればそれでも何とかなるのですが、国際競争に
晒されているので、「力をつけて工業を残す」以外には
雇用を確保することが難しいのです.

私の推定では、2050年(今年生まれた子どもが37才になる
とき)には高校・大学を卒業した人の就職率は30%程度に
なると考えられます. 現在は、日本の環境は充分に良いのに
環境規制でコストがかかり、意味の無いリサイクルをして
その負担を企業に求め、太陽電池をやって電気代が2倍に
なるなどの政策を採っていますから、企業が外国に出て
行こうとするのは当然です.

企業に「愛国心」を求めるのはかなり難しく、
「日本で収益を上げられる環境」を整えれば企業は日本で
工場を維持することができます。本当に環境が悪いから
環境負荷を企業に求めるなら良いのですが、環境団体が騒ぎ、
御用学者が研究費をもらい、環境省の役人が天下りをして、
意味の無い環境活動をするのでみんなが苦労し、さらに環境が
余計に悪化するのですから、どうにもならないのです.

電力も同じで、もともと自由競争だった電気を戦争前に
戦時体制として地域独占にしたのに、まだそのままにして、
あの傲慢な東電で判るようにどうにもならない企業体質を
生んだのです。その結果、日本の電力料金は国際価格の
2倍になり、企業は高い電気で呻吟するという奇妙な状態
なのです. 従って、政策としては、

1)日本の中に工場を残すことを明確にする、
2)日本企業が国内に工場を持っても競争力がある環境を作る、
3)環境を守るための経費を減らし、電力を豊富に供給して
  電力費を2分の1にする、
4)研究活動を盛んにして新しい工業やプロセスを実用化
  するために国が出す研究費などを全廃して企業に
  そのチャンスを持たせる、
5)無意味な節約活動を止めて、国民は生活を楽しみ、
  内需の拡大を行う。

この政策は次世代党にとっては最も重要な政策になるので、
1)から5)はさらに深く検討する必要があります。

昔から爺さんは「命をかけても田畑を守る」と言います。
それは子どもは勉強や訓練ができても、仕事を作ることは
少し無理だからです。
(音声で次世代党の入党条件のようなことを話しましたが、
まだ広くかんがえたいので、文章では割愛しました)

(平成25年7月29日) 武田邦彦

速報やお答え
2011年の原発の記録1
2011年の原発の記録2
まとめシリーズ
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お手伝いさんのブログ はじめに 2011年12月18日
武田邦彦先生のブログ(音声のみの記事)が利用できない
方のために、実験的にテキスト化してみました。
武田邦彦先生 - みんな楽しくHappy♡がいい♪

各地の大気エアロゾル(微粒子)予測
今日・明日 週間
予測動画
大気汚染粒子 黄砂
SPRINTARSホームページ

黄砂情報(予測図) 黄砂情報(実況図)
気象庁 Japan Meteorological Agency

2013年7月24日 血税5兆円を溝に捨てるに等しい(w

最大5兆1300億円と試算=福島県内の除染費用
-産総研グループ

 東京電力福島第1原発事故により、福島県内で国や
市町村が行う除染の総費用について、経済産業省が所管する
独立行政法人産業技術総合研究所の研究グループは23日、
最小で2兆5300億円、最大で5兆1300億円との
試算を発表した。
 国が福島県などの除染に投入した費用は今年度予算までの
累計1兆3000億円で、試算額はこれを大きく上回る。
除染作業後も放射線量が予想したほど下がらない地域があり、
研究グループは除染の対象範囲や方法、住民の帰還計画の
検討に試算結果を活用してほしいと説明している。
(2013/07/24-01:03)
 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013072400010
、、、(w

http://tokumei10.blogspot.jp/2013/07/5_24.html

by huttonde | 2013-07-25 05:35 | 現実話 | Comments(0)
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