2014年12月17日
少年の事故により12年前に閉鎖された
ベルギーのダディパーク遊園地廃墟(動画あり)
ベルギーのダディパーク遊園地は、12年前に閉鎖された。
10歳の少年が、ウォータースライダーのような乗り物に乗って
いるときに腕を失なうという事故が起こったことが閉鎖の
おもな理由だと言われている。
多くの乗り物はまだそのまま残されていて、不気味な雰囲気
をかもしだしており、ちょっとした廃墟スポットとなっている。
ベルギー、ハッセルト出身のフリーカメラマン、クリス・ヴァン・
デ・サンデ(28)が、朽ちて錆びつき、落書きだらけにされた、
この荒れた廃墟の様子をカメラにおさめた。どれも廃墟特有の
不気味さを出している。
14年前の事故の後、遊園地の安全性が疑問視され、
入場者数が激減、2002年に全面改装のため閉鎖されたが、
再びオープンすることはなかった。
いくつかの業者が再開させようとしたが、結局、
うまくいかなかった。閉鎖以来、手つかずになっていたため、
朽ち果てた乗り物は雑草や藪に侵食され、落書きアーティスト
たちが壁をキャンパス代わりにし、広場は即席の
スケボーパークと化している。
さらに不気味なことに、一時はゲートが完全に締め切られて
いたのに、今は開いていて、何人かの人の気配がある。
地元の人が犬の散歩にここを通り抜けたり、都市から
やって来た物好きが歩き回っているのだ。
サンデはこれまでたくさんの廃墟や、人もまばらなディズニー
ランドのようなテーマパークも訪ねてきたが、こうした遊園地の
裏の顔が語ろうとしているものの美を、こういうところにきて
初めて本当に味わうことができる、と語っている。
Dadi Park staat al jaren leeg en het spookt er!
via:
dailymai・原文翻訳:
konohazuku
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http://karapaia.livedoor.biz/archives/52179867.html
これが「空間の死」。著名写真家が撮す圧巻の廃墟画像
December 29, 2014
Daniel Barter は特に廃墟写真に高い才能を発揮する写真家です。
1983年にロンドンで生まれた彼が写真を始めたのは、
たった数年前ですがすでに『ガーディアン』『デイリー・メール』
などで仕事をするようになっています。
彼が撮影する廃墟はどれも「空間の死」を感じさせる、
静謐さと壮大さを併せ持っています。
via
Dead Space by Daniel Barter
http://blog.nakatanigo.net/design/dead-space