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by huttonde
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【論説】 "月収10万以下の人も"
「日本アニメ、厳しい現実も直視して」…産経新聞★2

1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
2006/03/07(火) 16:52:14 ID:???0
・米アカデミー賞が決まった。「ハウルの動く城」は受賞を惜しくも逃したが、同賞を受賞した「千と千尋の神隠し」に続くノミネートに、「やはり日本アニメは強い」との認識が広がりそうだ。
「ジャパニメーション」「ジャパン・クール」などといった造語が生まれ、国際競争力を持った産業としての日本アニメが脚光を浴びている。
 政府は経済産業省を中心に日本のコンテンツ産業の切り札として振興策を打ち出し、商社や金融機関はファンドはじめ制作資金を調達する枠組みづくりを進めている。東京都など自治体の動きも活発だ。

 しかし、アニメを取り巻く環境は、楽観できるものではない。
 深刻なのは制作現場の厳しい労働条件だ。動画一枚数百円、一日十二時間働いて月収十万円以下という若手アニメーターも多い。「好きなことをしているから低賃金でもがまんできる」という情熱に支えられているのが実情だ。そのうえ、動画制作は、さらに労賃の安い中国や韓国に流れている。

 アニメ制作者育成をうたった大学も登場しているものの、現在活躍しているアニメ監督の多くが経験を積んだ制作現場が危うくなりつつあるのだ。コンテンツ産業全般にいえることだが、ビジネスとして有望というならば、その収益が制作会社にきちんと還元される仕組みを整えるのが急務である。
 同時に、日本アニメは本当に強いのかを見極めなければなるまい。映画に限ると、日本国内での興行収入は二百億円に迫った「ハウル」も、米国では約五億四千万円にとどまった。
 米国で一九九九年に公開されて大ヒットし、ブームのきっかけになった劇場版「ポケット・モンスター」第一作の後、これを超える作品はない。

 確かにアニメはブロードバンド時代の有望コンテンツだ。米国の優位、国策でアニメに力を入れる韓国の追い上げ、中国の存在など競争激化が予想される。映画賞での評価や国内での大ヒットによる「強いイメージ」に惑わされてはならない。
 問題点や実態を冷静に把握し、きめ細かな戦略を立てなければ、日本アニメの水脈はかれてしまいかねない。
 http://www.sankei.co.jp/news/060307/morning/editoria.htm

※前:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1141696730/
★2
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1141717934/
★3
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1141794875/
★4
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1141955187/

アニメついで。

大連のアニメ・ストリート

 五月に大連と長春に行って来ました。大連は設立したばかりの「大連双裕技術発展有限公司」に立ち寄りました。この日本資本の会社については、そのうち服部裕之親善大使が書いてくれるのではないかと思いますので割愛します。
 大連では高新技術開発区を見てきました。案内していただいた方にアニメ・ストリートと称される開発区の一画に連れて行っていただきました。写真のようにアニメに関係する企業の社屋が建っていて、内装や設備の取り付けが進んでいる状況でした。社屋の外壁には取り扱っているアニメのキャラクターの看板などが取り付けられていて、ストリート全体が完成すると、見て歩くだけでも楽しいかも知れません。
 韓国人のアニメ映画の監督だと紹介された社長の会社の内部を見せていただきました。アニメ制作のスタジオ等が準備中で、本格的に仕事をするのはもうすこし先の様子でした。でも、社員風の若者が写真のように漫画を描く練習をしているのを目にしました。
 中国ではその需要の大きさからアニメ産業に国家が力を入れ始めています。アニメを専門に教育する大学も出来ていると聞いています。長春にある東北師範大学内にある企業、「理想集団」が制作するコンピュータ学習教材にもアニメが使われていて、こんなコンテンツを目にした生徒が大きくなってアニメ産業に入っていく素地となっているのかな、とも思いました。
 駆け足の視察で、中国のアニメ産業の実態は管見の域を出ないのですが、アニメ。ストリートと銘打ってアニメ制作の企業を海外からも呼び込んで来て、アニメ大国の日本に追いつこうと意気込む中国の勢いを感じました。

eシルクロード大使館
http://www.e-silkroad.org/activities.html

貧乏アニメ文化がんばれ

日本アニメ「銀色の髪のアギト」 中国で公開へ

 日本の長編アニメ映画「銀色の髪のアギト」が近く中国でも公開されることになり、制作プロダクション「ゴンゾ」の梶田浩司社長らが8日、北京市内で発表した。
 中国は外国製アニメなどの国内公開を規制しているが、「銀色の髪のアギト」は中国語版を中国の中影動画産業と共同制作する形を取り、公開を認められた。日本の劇場用アニメ映画が中国で公開されるのは初めてという。環境をテーマにしたストーリーが評価された面もありそうだ。
 中国での配給は中影動画産業が担当、4月以降に全国の約1000カ所で公開される予定。(共同)(03/11 21:43)
http://www.sankei.co.jp/news/060311/bun083.htm

儲かるのかね。あるいは宣伝戦として一助になるかな。
そうであればおめでとう。

by huttonde | 2006-03-07 19:17 | 国内くっくり | Comments(0)
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