嫌がらせ寒い編
by huttonde
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カテゴリ:漫画ねた( 101 )

戦国物語 十八
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うり坊奮起

(我ながらよく耐えたものだ・・・・)
 高木十蔵尚芳は、坂原大膳の家来筆頭との自負がある。
 十蔵は本城に勤めていた下級家臣、高木要蔵宗芳の
嫡男として、十代より新里家の家来となり、
以降坂原大膳の下で足軽頭から足軽組頭、
足軽大将にまで上りつめた。
 新里兵部義正の家来ではなく、気性の激しい
坂原の家来として付き従う身であり、
理不尽な怒りや過度な職務にも耐えて来た。
 義正の覚えめでたき峰口左京のような、坂原と
互角に近い立場の者であれば強気にもなり得るが、
坂原の下では口答え一つ許されないどころか、
手や足が飛んでくるのも頻繁で、
その苦労は並々ならぬものがあった。
 しかし、義正の計らいも無く坂原一人の評価
だけでは、足軽頭で一生を終えることもあり得た。
 坂原が行方不明となって数日、家中では坂原が
屋久か須木江に誘われて裏切ったか謀殺されたのでは
ないかと噂され、囁かれた。
 峰口左京主従が古竹領に移り、このまま坂原が
戻らなければ、与力三人を別とすれば家臣筆頭は
十蔵になり、父、祖父共に下級家臣とはいえ、
譜代として豊地勢、新里家の家老になり得る
立場である。
(・・・・大膳様がおらぬなら、俺が代わりに
なってやろう。むしろ俺の方がいい。
俺は鬼頭でも猪武者でもない・・・・)
 義正の豊地勢となって以来、牽引役は坂原と
峰口であり、義正だけでなく坂原への絶対服従を
前提とする十蔵の立場からすれば、異論があれば
敢えて物言う峰口に頼もしさや羨ましさもあり、
剛毅な坂原の一方、坂原とは一線を画す冷静緻密な
峰口に対しても強い印象を持っている。
(・・・・ならば俺が両者を体現しようではないか)
 城主の義正としては、左兵衛の意向を汲んだで
あろう、本城から来た与力三人が家中を仕切ることに
抵抗がある。坂原不在の現在、十蔵を重臣筆頭
として、家中譜代の二番手や三番手の若者に
任せればいいと考えるが、坂原とほぼ同格の
与力三人を無下にも出来ず、
「俺としても勝手には出来ぬ」
と、十蔵へ率直に事情を話した。
 十蔵としても本城とのしがらみは理解している上、
義正に昇格の恩も感じている。
 十蔵は自分を重用したい義正の意思を知って
喜ぶと共に、大膳の直弟子とも評された立場上、
坂原の不祥事の悪印象を払拭すべく、
(・・・・俺が豊地勢筆頭として殿を支える)
と、義正の支え役として活躍しようと
決意を新たにした。



by huttonde | 2018-01-13 03:30 | 漫画ねた | Comments(0)
戦国物語 十七
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六蔵の祝宴

「・・・・新城弥助寛道? へぇ〜、
なんだかかっちょええ名前だな」
 いつもの酒屋で六蔵は、弥助から改名を知らされた。
 弥助は嬉しそうに、
「ええ、左京様に名付けてもらって、
俺も気に入ってんすよ。改名して気分が
変わるなんて考えたこともなかったけど、
ほんとになんだか生まれ変わった感じですよ。
まあ、相変わらず弥助ですけどね」
「そういや改名なんてあったなあ・・・・」
「頭も名付けてもらえばいいのに。仮名だけでは
後々不都合になるって左京様が仰ってましたよ」
「そうだなぁ・・・・」
 先日の弥助の行動には六蔵も驚き心配したが、
その後の大黒城への異動で坂原一派から峰口一派に
加わったことを知り、安心した。
 六蔵は弥助の遠慮を遮って、
「では、新城弥助殿を祝して、
今回はそれがしが承ることに致そう」
「・・・・懐も痛そう?」
 六蔵は珍しく弥助の勘定も払った。
「俺が改名したら奢ってくれよ」
「わかりました、また知らせて下さい」



by huttonde | 2018-01-04 08:45 | 漫画ねた | Comments(0)
RPGあるのかないのか
2017年12月28日
マンガ『ハーレム展開に厳しい勇者』
が面白いと話題に! 説教しすぎだろwwww

丸美甘 @maru3kan
ハーレム展開に厳しい勇者が旅に出てみた
午後7:42 · 2017年12月27日
58,596件のリツイート 114,337件のいいね
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by huttonde | 2017-12-28 12:25 | 漫画ねた | Comments(0)
戦国物語 十六
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足軽六蔵奮闘記 十六

弥助の決断

 六蔵、弥助、吉兵衛の毎月の会合は、古竹攻めや
豊地城と石峰城それぞれの仕事が立て込み、
二ヶ月ぶりに六蔵と弥助だけになった。
 六蔵は豆腐を頬張りながら、
「吉兵衛は、半年かけて石峰領内を調べ上げて
資料をまとめるそうだよ。
後々まで残る名誉の大仕事ってわけだ。
真面目なあいつには適役だな」
「じゃあ、その間は来られそうもないですね」
 六蔵は古竹攻めでの“門前の芝居”や
“全員討死で無事”を話し、弥助もまたその時について、
「決着つくの早ぇなあと思ってたんすよ。
そういうことだったんですかぁ。もっと活躍出来ると
思ったのに、こっちは狼煙台で留守番でしたよ」
とぼやいた。
「城攻めとなれば長くかかるか犠牲は付きもんだが、
どっちも無かったのはよかったなぁ」
と微笑む六蔵に、
「まあ、そうでしょうけど・・・・」
弥助は不満そうである。
「あれで古竹が神保領になったな。
東南は確実に反神保が削られてる。神保は大躍進だ」
「そいで、それを治めるのが左京様ですよ」
「左京様は・・・・豊地勢じゃねえのか?」
「本城の左兵衛様によって、直々に古竹領を
任されたそうです」
「へ〜、左京様は本城からすれば家来の家来だろ、
え〜・・・・陪臣だっけ。ずいぶん思い切ったな。
豊地の殿様は納得してんのか」
「殿は名誉だと納得されてるらしいんですが、
問題は残った家来ですよ」
「うん?」
「残ったのは大膳とその家来ですよ。
これまでは左京様とその家来筋がいたから抑えが
利いたというか、修正が利いたけど、
それが無くなったとなると、どうなることやら・・・・」
「ふうん・・・・適当になりそうかね」
「一応、左京様とその家来の穴埋めってことで、
本城からは与力が三人来られたんですが、
大膳とは立場は互角らしいけど・・・・」
弥助は渋い顔を傾けた。
「譜代で筆頭家老だっけ。めんどくせえなぁ」
「大膳の家来方も、どうしても媚びるから
理不尽が消えねぇですね・・・・」
 弥助は浮かない顏をしている。
「・・・・なんかあったか?」
 弥助は言い澱んでいたが、
「・・・・いつものことだけど、古竹攻めが終わった
直後にも、ちょいと行き違いというか、
いざこざがあって・・・・」
 古竹攻めの際、神保方勝利を知った弥助達は、
持ち場の狼煙台を離れて山を降りた。このとき
降参して一緒にいた古竹方足軽二人は、
近隣の村に帰った。神保方の多くが古竹から
引き上げる際、弥助は直属の上司である
森成次郎豊英に、狼煙台での死傷者の数と共に
報告したが、森成は上司の高木十蔵尚芳に
伝えなかった。
 他の報告からこれを知った高木は怒った。
「敵兵が勝手に村へ帰るのを放っておいたのか」
「敵兵と申しましても、あくまでも我が方に降参し、
戦の決着が付き、共に狼煙台を降りてから後に
ございます。見逃したわけでも気づかなかった
わけでもなく、人数も村も把握しております」
 事前に降参を認めないとか、
帰してはならぬという命令は受けていない。
 その者らが諜者( ちょうじゃ )ならばまだしも、
一介の足軽に過ぎず、戦が終わったから帰したという
対処は特に珍しくはない。
 瑣末な事にもこだわり、不足不備に怒りを表すか
どうかは、やはり各々の性格、気性による。
 敢えて報告に加えなかったことに森成の独断、
不実を感じた高木は腹を立てた。
「報告は任務の一つである。それを怠るとは何事か!」
「は、戦が終わり、油断がありました。
申し訳ござりません」
 森成は立場上逆らえるものでもなく、
高木の一喝に膝を着いて平伏して詫びた。
 敵兵だった二人を村へ帰したのは弥助である。
 弥助の判断に森成は納得した故に了承し、
上司の高木には蛇足として知らせなかった。
 責められかしこまる森成の後ろに控えていた
弥助は、森成に対する申し訳なさもあり、
黙っていることに呵責の念が湧き上がった。



by huttonde | 2017-12-25 04:00 | 漫画ねた | Comments(0)
ニートマスター ジョー 14
『温泉カクテル』
c0072801_17492679.jpg
1 表紙

1・2 夕方 街遠景
  ボ「師走だなあ。盆は関係なくて
 正月前が一番師走なんだ。そうだろ?」
3・4・5・6 店前俯瞰
 ニット帽にマフラーのボツが歩いて来る。
  ボ「♪ ジャースラック ジャスラック〜
 ゲスなジャスラックだから〜、か。
 これ、ジャパネットたかたネ」
7・8 店内 ジョーと小藪
 ボツ、帽子を取って、
  ボ「ふ〜、あったかさがしみる時期だネ」
  ジョ「いらっしゃいませ」

1 ジョ「・・・・あれ?」
  ボ「ん?」
2 ジョ「・・・・いや、なんでもないです」
 おしぼり出す
  ボ「あ〜、ここでしょ? わかってますよ。
 ついに透けてきたネ」
 と頭を指差し、
3 ボ「ハゲは夏に進むらしいよ。
 何年か前の夏もそうだったし、
 鏡見たら『うわ!』って声出たもん」
  鏡の前で驚くボツの図
4 ボ「も〜毛が頭皮についてる気がないらしくて、
 抜け毛もすごいし、そりゃ薄くもなるよネ。
 アメリカ玉子酒よろしく」
 手を拭うボツ
5 ボ「あ〜あ、ついにボクも自他共に認める
 ハゲの仲間入りですよ」
  ジョ「しばらく前からそう思ってましたけど・・・・」
6 ボ「まだマスターはフサフサだけど、
 ハゲはいきなり来るからネ。
 年取ると確実に薄くなるし」
  ジョ「ある程度は覚悟してますよ」
7・8 ボ「マスターがハゲたらどうなるかな・・・・
 ♪ あんなこと〜こんなこと〜なーるでしょ〜」
 色々ハゲたジョーを想像



by huttonde | 2017-12-16 18:00 | 漫画ねた | Comments(0)
神々の野望
神様「こいつに地球一のピアノの才能与えたのに
全然ピアノに興味しめさねえな・・・」
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1: 風吹けば名無し
2017/12/13(水) 12:18:39.90 ID:Fdykc3GS0.net 
こういうことが多々あるらしい
神情報

2: 風吹けば名無し
2017/12/13(水) 12:19:22.50 ID:0aXfz71q0.net
神の方から直接教えに来いや

5: 風吹けば名無し
2017/12/13(水) 12:19:49.90 ID:0qZb00aHM.net
興味示しても親が理解してないと無理

4: 風吹けば名無し
2017/12/13(水) 12:19:46.78 ID:y+KYH9yB0.net
ちゃんとイベントもつくれ



by huttonde | 2017-12-14 02:50 | 漫画ねた | Comments(0)
戦国物語 十五
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足軽六蔵奮闘記 十五

「賊の住処を探れ。明日、野地と川上双方の
村に関わる役人一同を城内の一室に集めよ。
あくまでも村からの知らせとの体裁にしておけ」
 城山修理の指示により、農夫や商人姿の忍達が、
勘兵衛の野地村と川上村とその周辺に送られた。
 翌日、野地村と川上村の村役人が城に呼ばれ、
城内勤めの上司にも、
「野地村と川上村から何やら大事な話があるそうで、
関係者は集まって欲しい、とのことです」
と、思わせぶりに伝えられた。
 一室に集まったのは野地村と川上村双方の役人
とその上司、そのまた上司の五人。
 彼らは隣室で待ち受けていた足軽達に直ちに
捕縛されると、先に事情を知った平四郎と兵吉、
修理の家来によって個別に取り調べを受けた。
「勘兵衛の証言同様、石峰築城後に山賊残党の
村への再流入があり、以降、現場役人と城詰めの
者含めて五人の関与が続けられた模様」
 平四郎の報告によると、捕らえた五人は賊の甘言と
脅しに屈して以後、賊から利益供与を受け、
報告と取り締まりの義務を怠った組織ぐるみの
違法と判った。
「賊を掃討せねばならんな。それまで牢に入れておけ」
と、五人はそれぞれ城内の牢に入れられた。
 翌日には複数の忍から賊の居場所が報告された。
「野地村と川上村の西、十八町(約2キロ)程の山中に、
賊の住処と思われる家を発見致しました」
「ただの民家とは違うのか?」
「複数の賊と思しき者の出入りを確認しております」
「よし、兵を集めよう。夜討ちがいいか・・・・いや、
紛らわしいな。暗くなる前に決着をつけよう。
これから向かえば間に合う。包囲して一網打尽だ」

「我ら神保家に仇なす野盗山賊に情け無用、
断固殲滅すべし」
 城山修理が召集をかけると、城の内外から
陣太鼓の音が響き渡り、指示を受けた足軽大将の
三橋二郎繁春によって編成が為されて、繁春を
先頭に、修理も鎧に陣羽織姿で馬に乗り、
鉄砲二十人、弓七人、槍二十人、旗二人、足軽三十人、
他荷駄隊や雑兵含めて百三十人が門前に集まった。
 平四郎と兵吉を従えた吉兵衛が慌てて
修理の下に駆けつけ、
「修理様、あの、この件についても記録すべく、
我らも同行すべきかと・・・・」
「無用だ。連日となれば負担も増える。
賊の一件が解決するまでひとまず休んでおけ。
兵吉、平四郎、お主らにも手間をかけた。
後日連絡する」
「は」
「しかし・・・・」
吉兵衛は落ち着かない。
「調査を命じたのは俺だぞ。
期限はその分延ばせばよい。
予定なんぞは変わるものだ」
と笑って馬を進めた。
 後ろに続く足軽の列から、鎧姿の六蔵が
ひょこっと現れて吉兵衛に声をかけ、
「よ、なんか知んねえけど御役目か? 御苦労さん」
「あ、頭!」
 声をかける間も無く六蔵は過ぎて行った。
 六蔵の後ろにはその家来、五郎左、彦三、
吉松、助六、勘八の六人もいた。
 石峰勢の出陣は、一ヶ月程前の古竹攻め以来になる。
 六蔵は家来達に、
「いいな、前にも言った通り、一人で相手すんなよ。
必ず二人以上で臨め。命を惜しんで手堅く当たれ!」
「はい!」



by huttonde | 2017-11-27 15:00 | 漫画ねた | Comments(0)
戦国物語 十四
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足軽六蔵奮闘記 十四

山賊狩り

 吉兵衛達が囲む中、勘兵衛は山賊の存在を認めた。
「賊は何人いたんだい?」
 兵吉の問いに勘兵衛は、
「・・・・二十人程で 、足軽や雑兵のような格好の者もいて、
何人かは槍と、一人は弓を持っておりました。でも、
それ以上はあまりよく覚えてなくて・・・・」
「落武者の類かな・・・・」
 吉兵衛は腕を組んで考えあぐねる。
「村の者は知っていたんだな? いつの話だ?」
 再び平四郎が問い、
「もう何年も前の、城が出来る前でして、
城が出来てからは来なくなりまして・・・・」
と、勘兵衛はボソッと答えた。
 吉兵衛は疑って、
「神保家の拡大に伴って、賊は石峰領を
避けるようになった、と? 城が出来る前も、
既に神保領の頃だろう? そんな問題があるなら
本城にでも知らせて、兵を送らせて賊を捕えるなり
討ち取ればいいことではないか」
「ええ、しかし、奴らは常にこちらの様子を伺って、
城に知らせれば報復すると脅してたんで・・・・」
 平四郎、兵吉も疑問は消えず、
「ふむ・・・・しかし、それは賊なのか?
隣の二白(ふたしら)辺りの撹乱工作とか・・・・」
「あるいは、二白に思わせようとした
北の昭畑の仕業とか・・・・」
 神保と二白、昭畑とは対立には至っていないが、
可能性は無いとも言えない。
「過去の話で解決しているなら、話してもよかろうに、
住民も避けているようだったが、
何かよほど嫌なことがあったのか?」
「いえ、被害と言っても誰か殺されたってわけでは
なくて、金品を盗られたり米を奪われたって
ことでして・・・・」
「女子(おなご)が連れ去られたとかは?」
 平四郎の問いに、
「いえいえ、そんな大層なことには・・・・」
勘兵衛は強く否定した。
「まあそうだろう。あれば村長としての責任を放棄した
罪は大きいからな・・・・そうか、もう昔話で無事に済んだ
のであればそれでいいが、それはそれとして、我らは
きのう今日とだいぶ歩き回ってな、これから隣村へ
行くにも距離がある故、一晩の宿を願いたいのだが」
 勘兵衛宅は村長だけに、他よりも立派な家に
なっている。煮え切らない勘兵衛に苛立っていた
吉兵衛は強気で頼んだ。
 勘兵衛は観念したのか、
「・・・・では、一部屋を御利用下さいまし」
「かたじけない、実に助かる。飯は近所の者に
頼もうかな。武松、正吉、近所に行って頼んでみてくれ」
 吉兵衛は懐から巾着袋を出して、そこから五十文程の
小銭を武松に渡した。一人で雑穀飯一杯として五人分、
薪(まき)代を付けても十分釣りが出る額である。
「では、行って参ります」
 二人は出て行った。

 吉兵衛らは下男に用意された水桶で足を洗い、
通された板の間の部屋で旅装を解くと、
どっかりと胡座座りで一息ついた。
 庭側の戸が開かれ、二面の戸を閉めた部屋で、
平四郎が辺りを伺うように声を潜めて、
「勘兵衛も立場上、酷く被害があっても
認めるわけにはいかないのでしょう」
「うん、俺もそう思える。しばらく滞在して
突き止めるべきかな・・・・」
 吉兵衛が腕を組む。
「勘兵衛がこれ以上話すとも思えませんから、
他の住人にも改めて聴いて廻っては?」
 兵吉も助言し、平四郎も、
「聴くときは一人のときがいいでしょうね。複数だと
互いに他言無用と見張っているやもしれません」
「そうだね、そうしよう・・・・それにしても、山賊なんぞ
がいるとは思わなかったなあ。ということは、
意外と各地でも同じようなことがあるのかな」
「調略によって特定人物の裏切り内応から、特定地域の
一揆とか、必要とあれば何でも十分にあり得ることかと」
平四郎が答えた。
「そうだよな・・・・そういうもんだよな・・・・」
 戦の世であれば、敵を騙し唆し、邪魔をして
窮地に追い込もうと、あらゆる画策が為される。
 吉兵衛は戦さ場での槍働きでは分からない
駆け引きがあることを改めて痛感した。



by huttonde | 2017-11-17 15:30 | 漫画ねた | Comments(0)
戦国物語 十三
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足軽六蔵奮闘記 十三

 吉兵衛は三の丸の役人詰所の六畳分板の間一室を
資料作成の場として借り受け、家来と五人で
自己紹介を経て打ち合わせとなった。
 いずれも若い四人のうち二人は、吉兵衛が
雇っていた中間(武家奉公人)で、もう二人は
城山修理による手配であり、槍持と物書き頭である。
「槍持を仰せつかりました佐島兵吉にございます。
これより半年、よろしくお願い致します」
 兵吉は、いかにも長年鍛えて来たであろう
骨太のずんぐりした大柄で、ゆっくり一礼した。
 槍持は単に持っているだけでなく、
いざとなれば槍を振る護衛役で、道場で鍛錬を積み、
評価された手練の者だけが担える名誉の役である。
「護衛を受けるのは俺も名誉だ。よろしく頼む」
「物書き頭を仰せつかりました山野平四郎に
ございます。修理様より話を伺いまして、大変興味深く、
今から楽しみにございます」
 平四郎は城の事務を担う達筆が必須の一人で、
資料作成の大任から、その中でも筆頭の者が
城山修理から頭として任された。
 詳細な調査の取りまとめは、素人の吉兵衛よりも
平四郎に頼ることになる。
 厳(いかめ)しい大柄な兵吉に対し平四郎は
小柄で、落ち着いた表情から才智みなぎる
雰囲気を感じさせる。
「武松と正吉は文箱持ちを頼むよ」
 中間の二人は、かさばる紙を運び、
雑用全般を受け持つ。二人は戦に出なかったことに
ホッとするものの、平凡な雑用の毎日と違って
今回の特別な役目への関わりに、やや緊張を示した。
「つまり新たな郷土資料の作成でしょうか」
平四郎が問うた。
「うん、まあ現状の報告書だね。
題名は決めたよ。『石峰事書』、だ。
この領内のあらゆることをまとめ記す。
それを見れば領内が分かるというものだ。
それだけに、世間に出回るものにはなれないが、
石峰と本城にはあった方がいいだろうな。
城主が変わっても誰になろうとも、この一帯を
治めて、より良くするには、徹底的に知ることだ」
「城主が変わる・・・・?」
兵吉が気にしたが、
「いやいや、誤解せんでくれよ、ここをもっと良くする、
発展させるにはどうするか、ってのがきっかけだったんだ。
それなら事前に知らなきゃどうにもならんからね。
で、興味が湧いて、暇を見てはあちこち回ってたんだが、
それじゃとても足りない。それで修理様にもお願いして、
一大資料作成の許可を得たってわけなんだよ」
 四人共に真摯に聴き入っている。
「そうだ、まだ話してなかった。俺は茅部城下の出で、
その後は須田城に移って、しばらく領内で雑用を
請け負って、最近になってこっちに仕官が成ったんだが、
二人は地元の者かな?」
 吉兵衛に問われると兵吉は、
「・・・・それがしは、親方(繁春)の家来として、
城主になられるという内匠助様に従って、
本城から移って参りました」
「ほう・・・・だいぶ期待されてるんだね」
 平四郎は、
「はい、それがしは、この城下で生まれ育った
農家の次男坊でして、寺子屋で教えていたときに、
師匠から城に紹介されて下働きから始めまして・・・・」
 城山修理から頼まれただけあって、これまでの経緯を
聴くと、やはり共に優秀な人材であることが分かる。
「農家の次男三男となりゃあ邪魔ってなるからなあ。
どうにも合点が行かねえ。それが当たり前っつう
考えも、今の仕組みも違うんじゃねえかと思うが、
じゃあどうすりゃいいかさっぱりわからねえ・・・・」
 吉兵衛自身、百姓の倅であり、世間の価値や仕組みに
理不尽さを感じ、反発もあった。
「このままでいいとは思えないんだがなあ・・・・」
 ぼそっとつぶやくと遠くを見る目で黙ってしまった。
「旦那?」
武松が声をかけた。
「ん? ああ、ごめん、考え事すると止まっちまうんだ」
と苦笑した。
(そういえば・・・・)
 武松と正吉の二人を見ると、六蔵の下にいた
自分と弥助に重なって見える。
 まだ間もないとはいえ、このまま雑用ばかりの
中間をいつまでも望んではいないだろう。
だが、それで一生を終える者は少なくない。
(なんとか進展の手助けが出来ればいいが・・・・
恨まれたくない俺の自己保身、見栄かな・・・・)
と、少し気がかりだった。
 吉兵衛は兵吉と平四郎に、
「・・・・それにしても、貴殿らも修理様から頼まれただけ
あって、尋常ではないとお見受けした。大変心強い。
何卒お頼み申す」
と姿勢を正して会釈した。

 石峰城の所領は約半分以上が山である。
 各地の人口や世帯数といった数字は、毎年徴税の
際に報告されるが、農業や各商売の実情、
住民の事情まではさすがに把握していない。
 これまでの城の資料も取り寄せて、城内の徴税などの
担当役人を招いて直接話を聴いて参考にすると、
改めて所領の地図を真ん中に五人で囲み、
現地調査のための日程を組むべく話を進めた。
 平四郎が説明する。
「領内は四郡三十村、城下含めて三十一ヶ所、
城下と違い山奥となれば、場所によっては往復でも
半日以上潰れます。およそ百八十日間ですから
それぞれ五日弱、城から村、あるいは村から村への
移動を含めて、更に書面にまとめるとなると、
現地調査は長くて三日程度に収めるのが無難と
思われますが・・・・」
 平四郎らしく、書面の手間は真っ先に気になる
ところだろうと吉兵衛も察しがつく。
 兵吉もぼそっと、
「・・・・場所によっては城へ戻らずに、
村から村へと移動した方がよさそうですね。
しかし山越えとなると・・・・」
 吉兵衛は頷いて、
「うん、まあ焦らず行こう。せっかくの機会だから
雑には出来ん。それで遅れるなら仕方ない。
予定ってのは大抵外れるもんだよ」
と笑った。
 五人は城下町の状況を調べるのを手始めに、
一筆書きの如くぐるりと村々を巡って行こうと
計画を立てた。



by huttonde | 2017-11-14 09:00 | 漫画ねた | Comments(0)
戦国物語 十二
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足軽六蔵奮闘記 十二

見廻り吉兵衛

 下級家臣といえども、役目上家来も必要になるが、
複数人を雇うとなるとやり繰りに苦労する。
 六蔵も仕官が叶って喜んだのも束の間、
人を雇うことで再び嫌でも質素倹約を意識せざるを
得なかったが、勝手気ままな性分もあって、
(どうせ貧乏育ちだ、きのう食えたら
今日は少しでもいいや)
と、足りなければその分自分の食い扶持を
減らせばいいというどんぶり勘定である。
「ちわ〜、六蔵です〜、お邪魔しますよ〜」
 大きな風呂敷包みを背負い、袋を抱え、包みを持った
六蔵が、城下にある自宅の近所、吉兵衛の家を訪ねた。
 玄関先で掃き掃除をしていた若い下男が迎え、
「六蔵様・・・・あの、お頭(かしら)ですね。
ようこそおいで下さいました、
あの、旦那様は今不在なんですが・・・・」
 突然の訪問に多少戸惑っている様子だが、
「うん、いいよ、俺も近所に暮らすことになったで、
挨拶がてら来たでね。おかみさんはいるかな」
「はい、御在宅です。では、どうぞ」
「はいよ」
 「うむ、御苦労」といった、無駄に威張ったような
武士を内心馬鹿にしていた六蔵に同じ態度は取れない。
「にいさん、名はなんだい?」
「へぇ、大三(だいぞう)と申します。
大きな三つで・・・・」
 六蔵は頷き、
「大三さんか、うん、覚えた」
 吉兵衛宅は下級家臣の家族が住む武家屋敷の一角で、
四十坪程の敷地に六畳二間に三畳一間、三畳の土間と
台所、便所と小さい庭が付いた、板葺き屋根の
平屋建てになっている。
 階級、禄高に応じて坪数も部屋数も違っていて、
六蔵も一人暮らしながら同じ作りの家に移っていた。
また、六蔵宅共に家事や雑用をこなす下男や下女は
近所の住人で、生活費や小遣い稼ぎを兼ねて
毎日通って来ていた。
 大三はそそくさと玄関内へ案内して部屋に入ると、
間もなく吉兵衛の女房が現れて、
「まあまあ、お頭、御無沙汰しておりました、
お話はよく伺っておりましたよ」
ひざまづいて一礼した。
「ふくさん、ほんと久々だねぇ。元気にしてたかい」
 吉兵衛の家族とは茅部城下当時に関わって以来で、
約五年ぶりになる。
「おかげさまで、ま、どうぞ中へ」
「いや、ここでいいよ、俺も近所になったで、
ちょいと挨拶ってわけでね」
と、抱えていた袋をどさっと置き、
「これね、玄米だ。一貫程(約5キロ)ある。
古竹城攻めで向こうの地元が分けてくれた。
それからこれ、饅頭だ。みんなで分けてくれろ」
と包みを渡し、
「まあ、こんなにして頂いて・・・・」
「それから、これ・・・・」
と、担いでいた大きな風呂敷包みを下ろし、
「綿入りの半纏だ。この辺は冬は冷えそうだからね。
使ってくれろ」
と包みから解かれると、大きめの半纏が四着と
小さい半纏が一着、ふんわりと大きく膨らんだ。
「あらまあ、ここまでして頂かなくても・・・・」
「御両親は息災かいね」
「ええ、おかげさまで。まだまだ大丈夫です」
ふくは笑顔で答えた。
 吉兵衛の両親は茅部城下にこだわって残っているが、
ふくはひとり娘であるため、心配した吉兵衛が
石峰に呼んで共に暮らしている。
「うん、何よりだ。親は呆けなきゃ長生きが一番だ。
・・・・吉兵衛には苦労かけちまったでな、その上
俺が石峰に仕官出来たのも奴のおかげなんだよ。
お互い仕官が叶ったのは幸いだった。まあ、
家族自慢されるのがつらいが・・・・」
 そこへ倅の大福が部屋からひょこっと顔を出した。
すぐ見つけた六蔵が声をかけた。
「おお、出たなお世継ぎ!でかくなったなあ」
 頬が少し紅みを帯びた丸顔で、しっかり歩いて来た。
「大福殿、赤ん坊んとき以来だなあ。
さすがに覚えてねえだろう。何歳になった?」
「・・・・五歳」
たどたどしく小さな手を見せた。
「おー、若ぇなあ。五歳なんざ無いも同じだ」
と笑い、ふくに気遣うように、
「・・・・まあ、あんたも気苦労が絶えないだろうが、
もし万が一気が変わったら、うちへ来るといいよ。
俺は断らねえよ」
と、ぶははと馬鹿笑いし、
返答に困ったふくは苦笑した。



by huttonde | 2017-11-07 13:00 | 漫画ねた | Comments(0)