めでたくなってきた
by huttonde
カテゴリ




地球壁紙画像
今日の富士
色々富士

ハン板電突まとめ
mumurブルログ
万毛号止掲示板
マーキング
香ばしい掲示板
楽韓Web
厳選韓国情報
極東情報網録
ぼやきくっくり
アジアの真実
木村幽囚記
dreamtale日記
日本人よ誇りをもて
日本再生倶楽部
兵頭二十八
ヒロさん日記
宮崎正弘
アンチキムチ団 匿名党
大阪在住
山岡俊介
なめ猫♪
東亜マンセー協会
酔夢ing Voice
桜井よしこ
Red Fox
ざんぶろんぞの怪人日記
朝鮮歴史館
陳さんのWorld view
特定アジアニュース
U-1速報
2ちゃん的韓国ニュース
丁寧語とか、礼儀正しく書いてみる日記2
何でもありんす
アルファルファモザイク
東京エスノ
まとめたニュース
保守速報
モナニュース

まとめサイト
海外の反応ARCHIVE
ショボンあんてな(`・ω・´)
ヌルポあんてな

余命
余命三年ミラー
余命官邸メール
余命関連
日下公人
高山正之 
武田邦彦
宮脇淳子

とりいそぎ。
AshCat
パクリ大国南鮮
K国の方式
半島大陸メモ
檀君 WHO's WHO
韓国のHPを日本語
ビラのHP
たまねぎ屋HP
もう黙ってはいられない
新聞宅配問題

mynippon
ch桜 ニコ動
ch桜
ミコスマ保管所
国際派日本人
大紀元
日本戦略
憂国資料
アジア歴史資料
国立公文書館
アジアメディア
論談
民間防衛
国民が知らない反日

・     
・ 
・ 
・ 

赤塚
水木
杉浦
漫画家志願
鬼太郎人魚売
ニコ動落語

東京情報
群馬弁
何日
こよみページ(旧暦)
東京浴場組合
銭湯・温泉・サウナ
大島てる

radiko
三枚 ニコ動
PPP
月曜JUNK
煮込みおせち5
煮込みおせち4
煮込みおせち3
煮込みおせち2
煮込みおせち
煮込みおせち 音楽5
煮込みおせち 音楽4
煮込みおせち 音楽3
煮込みおせち 音楽2
煮込みおせち 音楽
まじめちゃん4
まじめちゃん3
まじめちゃん2
まじめちゃん
フュージョン・スムースジャズ
スムースジャズ中心
BEST JAZZ TIME
【ながしの】Smooth Jazz
【自己満足】


free counters
お気に入りブログ
最新のコメント
釧路市に国立医科大学をつ..
by 文無 滓重 at 14:38
日本政府は釧路に国立医科..
by 大日本民国 at 14:32
何度も「先人」という同じ..
by もえるななしさん at 19:40
ここ数日は「旧編集画面に..
by huttonde at 05:04
にいがた災害ネットワーク..
by 埼玉あるび at 23:00
偽装留学生・残留孤児・帰..
by 政務活動費を偽宗教法 at 23:12
ありがとうございます。 ..
by huttonde at 13:22
この記事ばかり注目されて..
by 彡 ⌒ ミ at 12:27
なんj民居て草( 時代..
by KnacK at 01:04
来年で50ですかぁ ひ..
by 弾幕 at 10:48
ここはだいぶ落ち着きまし..
by huttonde at 05:46
あ、まだやってるんだ。 ..
by 弾幕 at 01:27
俺は今や若者ではないけど..
by huttonde at 00:18
(^Д^) 無視はまずい..
by huttonde at 21:37
二年前にひかわ先生のこの..
by みん at 18:34
最新のトラックバック
フェルメールが愛した「オ..
from dezire_photo &..
癒しの画家フェルメールの..
from dezire_photo &..
浮世絵の誕生・浮世絵の歴..
from dezire_photo &..
セルバンテス『ドン・キホ..
from dezire_photo &..
大自然と旧市街が見事に融..
from dezire_photo &..
イスラム建築の最高峰、ス..
from dezire_photo &..
ワーグナーの白鳥の騎士を..
from dezire_photo &..
武田邦彦講演会
from たまりんの気ままなPC日記
P.McCandless..
from タダならぬ音楽三昧
島田紳助 ワシの御門
from 銀河鉄道は 999
通名なんてやめちまえ!
from 湘南のJOHN LENNON..
新学習指導要領解説書がす..
from 最新スクープ情報
新学習指導要領解説書
from Macパソコン MacBo..
貴州省 デモ
from Newsチェック!
強盗容疑で再逮捕へ 拳..
from 鶴ヶ島近郊ニュースひろい読み
ブログパーツ
タグ
ライフログ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
カテゴリ:漫画ねた( 76 )

ニートマスター ジョー 10
『日向ぼっこ』
c0072801_875576.jpg

 表紙

1・2 路上、ボツが歩く
  ボ「まったく、しどい季節だねどうも」
3・4 店内 ジョーと小藪
  ボ「ちわーす、あ〜、
 さび〜デイビス・ジュニアだネ」
  ジョ「いらっしゃいませ」
5 ジョ「あけましておめでとうございます」
  ボ「いやいや、それほどでもねえですよ」
  着席
6 ボ「夏は暑かったくせにさ、なんだぃこの寒さは。
 部屋でも手が痛ぇよ」チッ
  ジョ「恒例の挨拶ですね」
7 ボ「それもそのはずで頭がスースーするんだね。
 部屋でもニット帽かぶるようになったネ」
  ジョ「ニート帽?」
8 ボ「性格は猫かぶってるし、アレもかぶってるし、
 カブリマ・クリスティーだネ」
  ジョ「あったかいカクテルを
 御用意しましょうか」



by huttonde | 2017-01-15 08:15 | 漫画ねた | Comments(0)
しつこいヒーロー 2
2016年12月26日
戦隊系作品で未だに扱われない・
今後扱ってほしいジャンル

:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1482543200/
1: 名無し 2016/12/24(土)10:33:20 ID:o3G
ってなんやろか

2: 名無し 2016/12/24(土)10:34:14 ID:REZ
とりあえず忍者・侍とか日本的要素は
出し切った感あると思う

3: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:39:04 ID:NYt
戦隊なんやからミリタリーチョイスどうや?

11: 名無し 2016/12/24(土)10:44:36 ID:o3G
>>3
敵はどうするんですかね・・・

4: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:40:19 ID:zZi
医療とか行けるんちゃう

5: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:40:46 ID:oQS
>>4
今やってるやん

9: 名無し 2016/12/24(土)10:43:56 ID:o3G
>>5
え?今ってそんなやつなん?

10: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:44:20 ID:x8j
>>9
それは仮面ライダーやで

12: 名無し 2016/12/24(土)10:45:44 ID:o3G
よく考えたら、戦隊の設定だけじゃなく
敵の設定も割としっかりせんとあかんよな
そう考えると結構難しいンゴねぇ・・・

14: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:47:00 ID:040
横浜が舞台
暴走戦隊ヨロシクナンジャーワレゴルァ

15: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:48:06 ID:ezX
>>14
ゾクレンジャー「」

17: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:48:48 ID:85K
>>14
その昔
ゴーオンジャーにゾクレンジャーってのが歌もあってな…

19: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:49:43 ID:040
>>17
マジか
戦隊物侮りがたし

20: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:51:07 ID:ezX
>>17
カーレンジャーやで
どっちも車モチーフやから
ごっちゃになるんはしゃーない

18: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:48:58 ID:BS9
パワーレンジャーとの兼ね合いがあるので
メインが昆虫は居ない
ゴウライジャーみたいな追加枠はあるけど
そもそも忍者だしな

22: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:51:59 ID:JRU
ナチスドイツが世界征服した世界線の漫画

24: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:53:24 ID:vWG
恐竜やろなぁ

26: 名無し 2016/12/24(土)10:53:41 ID:o3G
>>24
もうあるんだよなぁ・・・

27: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:54:12 ID:BS9
>>24
何回もやったんだよなぁ

28: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:54:43 ID:85K
恐竜はなんやったっけ
デンジマンだっけ

29: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:55:22 ID:ezX
>>28
ジュウレンジャー
アバレンジャー
キョウリュウジャー

30: 名無しさん@おーぷん
2016/12/24(土)10:55:25 ID:6cW
>>28
ジュウレンジャー、アバレンジャー、
キョウリュウジャーだったかな



by huttonde | 2016-12-26 23:50 | 漫画ねた | Comments(0)
ニートマスター ジョー 9
『真夜中のガッツポーズ』
c0072801_424345.jpg
青年C

青年B

 表紙

1・2 夜 二階建て一戸建全景 二階窓に明かり
3・4・5・6
 二階室内俯瞰 机に向かっている青年Bの後姿
7 青年B、ノートパソコンに打込中
 カチャカチャ
8 パソコン画面

1 パソコン画面の文字
 「330 名前:名無しの水兵さん [sage] 投稿日:20
 俺はいわゆるニートでひきこもりだ。
 毎日何するでもなく部屋でゴロゴロしているが、
 真夜中になると部屋で一人、ガッツポーズをとる。| 」
 カチャカチャ
2「それは、この世に生きるすべての者たちへの
 俺の存在表明であり、俺からの挑戦状だ。| 」
 カチャカチャ
3「世界では日々多くの者が死んで行く。
 事故や病気、犯罪や戦争による犠牲者だ。| 」
 カチャカチャ
4「今日死んでいった奴らへの勝利宣言と、
 まだ死んでいない奴らへの宣戦布告の意味を込めて、
 若輩ひきこもりの俺がガッツポーズを決めるのだ。| 」
 カチャカチャ
5 青年B、立ち上がり、
6 ビシッと両腕を上げ、
7・8 部屋の真ん中でガッツポーズの後姿。



by huttonde | 2016-12-26 05:15 | 漫画ねた | Comments(0)
ニートマスター ジョー 8
『ヤブさんの隠れ家』
c0072801_14465425.jpg

 表紙 店の外 野良猫歩く

1・2 店内
  ボ「マスター、ヤブさんについて何か聞いてない?」
  ジョ「何かとは」
3 ボ「還暦過ぎで親元で暮らして、小説を書いてるとは
 聞いたけど、他はさっぱり知らないからね」
  ジョ「気になるんですか? ほれた?」
4 ボ「それはあり得ない。
 でも、謎多きオヤジだからねえ」
  ジョ「そういえばこないだ、若い時に借金で
 苦労したみたいなこと仰っていましたよ」
5 ボ「借金ねえ。意外と金持ちなんじゃないかと
 思ってたのになあ」
  ジョ「御先祖が武将って仰ってたし、
 名門のお武家さんなら金持ちもあり得ますね」
6 ボ「マスターんちも金持ちだよね。
 親から何か引き継ぐとかないの?」
  ジョ「優秀な者に任せるからいらないそうです。
 ボクはこの店があるし」
7 ボ「へ〜、割り切りいいねえ。うちの親も
 爺さん婆さんもなーんもないなあ」
  小藪来店
  小「おっす」
8 ジョー、小藪に、
  ジョ「なにやらボツさんがヤブさんを・・・・」
  ボ「あーっととぃ、他言無用ネ」



by huttonde | 2016-12-08 15:00 | 漫画ねた | Comments(0)
ニートマスター ジョー 7
『居酒屋道楽』
c0072801_1131058.jpg
ベテラン板前店長

 表紙
  雑居ビル前路地をボツが歩いて来る
  ボ「♪ さざんか さざんか 散々か〜、か」

1・2・3・4 ビル一階、
 路地に面した地下への階段横に、格子戸に
 のれん、横に小さな赤い提灯が下げられた
 居酒屋出入口
  ボ「おや? 居酒屋ができたのか」
5・6 「居酒屋 道楽」と書かれた
 明かりのついた小さな立て看板
  ボ「居酒屋道楽、か」
7・8 ボツ、階段降りる
  ボ「あらあら、商売敵の登場ですよ」



by huttonde | 2016-11-17 11:00 | 漫画ねた | Comments(0)
ニートマスター ジョー 6
『前世診断』
c0072801_14404365.jpg
出原(でばら)さん 霊能者?

 表紙

1・2 夜 店の外 野良猫歩く
3・4 店内・カウンター奥の角に小藪
  小「マスター、店がつらくても借金はやめとけよ。
 後が大変だからね」
  ジョ「はい、無いように気をつけます」
5 ジョ「何か苦労がありましたか?」
  小「いや、若い頃それでちょっとね」
6 小「お人好しは要らぬ苦労を背負い込むもんだよ」
  ジョ「実感こもってますね」
7・8 ボツ入店
  ボ「♪ 前前前世で隣組〜だ。
 御機嫌うるわしゅう皆の衆笠智衆」
  小「さ、静かなひと時はおあずけだ」



by huttonde | 2016-10-21 15:20 | 漫画ねた | Comments(0)
ニートマスター ジョー 5
『怖いもの』
c0072801_1446426.jpg
 表紙

1・2 店の外俯瞰 ボツが歩いてくる。
  ボ「♪ 私〜なぜ泣くの〜私はたまに〜」
3・4 ボツ、階段を降りてくる。
  ボ「つーらい〜い老後を怖がるからよ〜と。
 童謡七つの子ネ」
5・6 ボツ「ちわ〜」 入店
7 ジョー、カウンターにいない。
  ボ「あれ? マスター?」キョロキョロ
8 ボツ、カウンター内をのぞく。
  ボ「マスター」



by huttonde | 2016-10-09 15:20 | 漫画ねた | Comments(0)
ニートマスター ジョー 4
『新作発表会』
c0072801_1119017.jpg

 表紙

1・2 秋の空にBAR Colourless の看板。
  ボ「♪ だーるまさんがーだーるまさんがー
 だーるまさんがーこーろんだ〜」
3・4 店前にボツが歩いてくる。
  ボ「♪ ひいじいさんがーひいじいさんがー
 ひいじいさんがー死んじゃった〜」
5・6 店内
  ボツ、僅かに開いたドアを指差し、
  ボ「♪ 小さい開きみーつけた〜、なんてネ」
  ジョ「いらっしゃいませ」
7 ボ「ただれた不快な季節を越えて、
 はるばる来ました近所から」
  ボツ着席。
  ジョ「ボツさん、ごぶさたでしたね」
8 ジョ「熱中症で死んだのかと思いましたよ」
 おしぼりと水を出す。
  ボ「夏は外出るのが苦痛でね。ジンフィズお願いね」

1 ボ「いや〜、ようやく涼しくなってホッとしたよ。
 もうフリチンやパンツ一丁からおさらばだネ」
2 ボ「ん? 涼しくなったのにホットした、か」 ププ
3 ジョ「楽しそうで何よりです」
  ボ「楽しくしてなきゃつらいのよ」真顔
4 ボ「も〜夏は暑いわ気だるいわ、
 鬱陶しくて気が滅入るからね。
 ほんとセーセーして一転ウキウキだよ」
  ジョ「夏嫌いがよく伝わりますよ」
5 ボ「ところが、しばらくすると
 今度は冬だよ。夏は暑かったくせに、
 冬は寒いってさ、ふざけてるよなあ。
 春と秋だけでいいのに、毎年嫌がらせしやがって、
 このクソ地球がさあ」イライラ
  ジョ「地球に文句言う人は珍しいですね」
6 ボ「今度生まれ変わるなら
 もっと上等な星にするネ、うん」
  ジョ「そんなお嘆きのボツさんに」
7 ジョ「落ち着いたこの季節ならではの
 梨と桃のカクテルを考えたんですが」
  ボ「オリジナル?」



by huttonde | 2016-09-25 11:20 | 漫画ねた | Comments(0)
時代劇 15
・・・・
慶応四年(1868)五月二十四日、薩長を中核とする明治
新政府は、蟄居謹慎中の慶喜に代わって田安亀之助
(徳川家達 いえさと)を徳川家の相続者とし、
駿河・遠江・陸奥等で七十万石が与えられた。
府中(駿府)では天皇や政府に対して不忠として
静岡藩となった。
しかし、これまでの幕府天領や旗本領の総計約七百万石と
比べて十分の一の石高では、集まってきた旧幕臣達を養える
わけもなく、生活扶助も限界があり、家達は自活を訴えた。
無理がある藩財政は当然悪化した。その為、旧幕臣の
渋沢栄一により財政再建が行われ、後の静岡茶など、
旧幕臣達による特産品の開発などが推し進められた。
人材不足の新政府からは幕臣達へも誘いはあったが、
彼らの多くは不遇を承知で断っていた。武士は二君に
仕えずという武士としての矜持があった。

九月になると慶喜は謹慎を解かれた。駿府の小さな寺院、
宝台院から与えられた元代官の屋敷に移り、妻の美賀子や
側室の一色須賀、中根幸、新村信なども東京から呼んだ。
政治活動は禁じられていたが、比較的行動は自由だった。
家達や旧幕臣達には、徳川家を滅ぼした張本人としてひどく
嫌われて気まずい、つらい思いもあった。
徳川一族が集まったときは、床柱に座っていた慶喜に
対して家達が、
「私の座る場所がない」
と慶喜を睨み、慶喜は渋々席を譲ったという具合で、
判断に欠けるのは相変わらずだった。
このときは小栗の盟友だった栗本鋤雲(瀬兵衛)も
列席したが、末席にいた勝海舟に、
「どけっ」
と一喝したという。
勝もまた慶喜同様、戊辰戦争では既に我が事は終えたりと、
知らん振りを決め込み、江戸城開城の顛末を自慢げに
周りに話すのを好んだ。
「この東京が何事もなく百万の市民が殺されずに済んだのは、
実に西郷の力で、その後を引き受けてこの通り繁盛する基を
開いたのは、大久保利通の力だ。あのとき俺は罪も無い
百万の精霊をいかにして守ろうか苦心したが、ただ至誠を
もって官軍に利害を説くばかりだった。官軍が聴かなきゃ
それは官軍が悪いんだから、俺に非は無い。その場合は
最後の一戦をしてやろうと決めたのさ」
と、矛盾に気づかず、
「維新の際に大鳥とか榎本とかいう豪物、お家のためだと
いって箱館に逃げたが、俺は愚物は到底話しても分かるまい、
いずれ悟るだろうとうっちゃっておいた。彼らははたして
後悔するときが来たよ」
「小栗は幕末の一人物だよ。あの人は精力が人に優れて
計略に富み、世界情勢にもほぼ通じて、しかも誠忠無二の
徳川武士で、先祖の小栗又一に似ていたよ。一口に言えば、
三河武士の長所と短所を持ち合わせていた。しかし度量が
狭かったのはあの人のために惜しかったよ」
という具合に旧幕臣達を腐した。
彼もまた元気で、自宅に出入りする女中などに手をつけ、
妾にして一緒に住み、慶喜の十男精(くわし)を養子にし、
明治政府の顕官となり、晩年は伯爵の爵位を得るなど、
我が世の春を謳歌した。
例外的ともいえる恵まれた境遇をうらやみ、恨む声には、
「そりゃぁもちろん、俺の才覚だよ」
とほくそ笑んだ。
もっとも、妻民子はうんざりしていたらしく、
「私が死んだら、あの人と同じ墓には入れないで下さい」
と遺言し、七十七歳で勝が亡くなった六年後に亡くなり、
やはり親父譲りか、息子の精は民子を
勝と同じ墓に入れている。

慶喜が周りから嫌われようとも、それでも身の危険が
あるわけでもなく、生活費は徳川宗家から定期的に
送られて来ており、何もせずとも食える身の上である。
彼は毎日を趣味で暮らした。乗馬、弓、狩猟と楽しみ、
家での囲碁も初段に進み、謡曲も評価された。
和歌も嗜み、写真や油絵、陶芸、刺繍、
当時はまだ珍しい自転車にも挑戦した。
毎日遊ぶだけでなく食事にも気を遣い、鯛、鮪、
ヒラメの刺身や、ウニやナマコ、鶏卵の半熟を好んだ。
旧幕臣達の窮乏などには無関心だった。
また、心身充実して、側室による子は
十男十一女となった。

・・・・
会津藩が降伏直前、離れていた大鳥ら伝習隊と土方は
仙台で再会した。また、京都守護職に反対し、
その後も非戦論を説いて容保と対立、罷免されていた
西郷頼母も、戦が始まってからは
「もはや城を枕に討ち死にすべし」
と会津降伏に反対し、
それが叶わぬと分かると仙台まで逃れていた。

仙台には勝海舟が「戦は負ける、無駄だ」と引き止めるの
を拒否して、江戸より寄港した榎本率いる旧幕府軍の
艦隊があった。
榎本は以前に蝦夷、樺太を航海し、情勢も把握している。
慶喜の助命と幕府温存だけでなく、旧幕臣達や浪人などに
よる蝦夷地開拓と、露国などからの防衛の必要も
考えていた。
艦隊は旗艦開陽丸に回天丸、蟠竜丸(ばんりゅうまる)、
千代田形の軍艦と、咸臨丸(かんりんまる)、長鯨丸
(ちょうげいまる)、神速丸(しんそくまる)、長崎丸、
美嘉保(みかほ)の五隻を輸送船として計九隻あり、
伝習隊の教官でもあったフランス陸軍士官のブリュネ達
五人も参謀として乗り込み、陸海軍総勢約三千五百人
という薩長側海軍を凌ぐ兵力だった。

戦力温存の榎本艦隊であれば、やりようで事態打開も
図れると考えたが、八月二十二日、銚子沖から鹿島灘で
台風によって美嘉保は漂流大破し、咸臨丸は清水港まで
流された。
咸臨丸は米国西海岸まで航行した実績ある船だが、
既に老朽化していた。榎本艦隊の一隻として回天丸に
曳かれて南下していたが、横須賀の観音崎で座礁、
台風により回天丸の曳き綱を切って漂流し、
駿府藩の外港の清水港に避難した。
蟠竜丸が救援に向かうが、警戒して外浦に入津、
伊豆の安良港で修理すると仙台の榎本達に合流した。

清水港に寄港した咸臨丸には約二百名が乗船していた。
艦長の小林文次郎、副長春山弁蔵、弟鉱平と水夫らは自首
して藩主家達の判断に任せる覚悟だったが、ようやく
認められた徳川領ともいうべき駿府藩に、朝敵とされる
榎本艦隊の一隻が現れたことに困惑した。
山岡鉄舟は、以前は幕府内での攘夷派だっただけに分別に
欠ける面があるが、その豪胆さは誰もが認めるところであり、
半年前に西郷と勝の江戸開城交渉の下準備に活躍したように、
今回の騒動でも地元の侠客清水次郎長の協力を得て、
咸臨丸乗組員と話をつけ、先に手を出さないように強硬派
らしき者達を清水村や三保村に分散させて民家に隠し、
船の修理のため鉄砲や器械類を陸揚げして、乗組員だけ
残して恭順策を図るつもりだった。
しかし、艦隊の江戸脱走を知って警戒していた西軍は、
九月十八日、半年前に榎本より引き渡されていた富士山丸
で飛龍と武蔵の両艦を従えて清水港に入ると、停泊中の
咸臨丸にいきなり砲撃を始めた。
甲板上で白布を振って停戦降伏の意思を伝えるも西軍側は
無視し、その後やむなく白兵戦となるも多勢に無勢、
船に残っていた約二十名が殺されて遺体は海に捨てられ、
下船中で生き延びた者も捕まり、艦長の小林は東京糾問局
に送られて入牢となった。
国際法を知らなかったのか、咸臨丸を恐れたのか、
やらかした柳川藩は罰せられることもなかった。
幕府を想って活動していたであろう咸臨丸の乗員達を、
駿府藩は援護救援することも出来ず、遺体処理を禁ずる
西軍の通達にも従うしかなかった。
遺体は砲撃によって首や手足の無いまま腐乱死体として
近海を漂ったままだった。
幕臣として手を出せない鉄舟は、地元の有力者の次郎長に
相談した。次郎長もまた駿府藩と西軍の政治的対立、
緊張状態は理解している。
そこで次郎長の義侠心が発揮された。
「山岡さん、亡くなった方々も国のために一心に活躍された
方々でしょう。うちらが御遺体を集めてお弔い致しましょう」
清水一家は夜密かに港内で遺体の収容を始め、春山兄弟ら
七名を新開地の向島の古松近辺に埋葬した。
結果、西軍と駿府藩からも批判されたが、
「どっちが官軍だの賊軍だのこだわってるが、互いに入れ
違ってもおかしくはあるまい。死んだ者をほったらかして
何が官軍だ、忠義もクソもあるか、士道も人道もねえなら
俺らが仁義を通してやるまでだ。ここは漁港でもある。
漁師も生活してんだ。天下の官軍が漁師の暮らしを邪魔
しようってのか。死んだら弔うのが人の道じゃねえか。
こっちはやましいことは一つもねえ。疑うならどこへでも
出てやるよ」
と啖呵を切った。
翌年、向島の埋葬地に、鉄舟による「壮士墓」と揮毫した
墓碑が建立され、鉄舟から次郎長に一詩を送り謝した。



by huttonde | 2016-06-14 16:00 | 漫画ねた | Comments(0)
時代劇 14
・・・・
暗く厳寒の冬を越えて陽光が差し始めた頃、
「そろそろいいんじゃねえか」
と、三左衛門が答えた。
山々は相変わらずの雪景色だが、
路上はだいぶ土が顔を出している。
「江戸に出て三野村の旦那に話をつけて、
いざってときは少し工面してもらおうや」
三左衛門によると、以前に小栗の中間として奉公していた
三野村利左衛門という者が、今は豪商三井越後屋の
大番頭として江戸に屋敷を構えているという。
「その方は読み書きが出来ねえってんだが、物覚えも
算術も機転もばっちりだそうでな、商才の片鱗は
中間当時からあったらしく、殿が三井に紹介したんだと」
三野村が時々小栗の邸宅へ訪れていたことは次郎太も
知っていた。
応対した次郎太にも腰の低い、いつも笑顔で落ち着いた
口調の温厚な調子で、商人でもあるが学者、文人のような
雰囲気も感じていた。頻繁にお辞儀をする三野村に、
次郎太もついペコペコと調子を合わせていた。
その三野村が供の者に千両箱を持たせて、小栗達が
権田村へ向かう直前に邸へ訪ねて来て、米国への亡命を
持ちかけたことがあったと塚本から聞いていた。
しかし小栗はこれを断り、
「もし婦女子が困ることがあったらよろしく頼む」
と答えたという。

夫人一行は会津から江戸に向かうと、昨年七月より
江戸は東京府、元号は慶応から明治二年と
改められたことを知った。
三月下旬には江戸城は天皇の住まう皇居となり、薩長ら
西軍は明治新政府として江戸の統治機構を改編していた。

夫人は、生家である神田明神下の建部家へ立ち寄るが、
新政府の目を恐れて受け入れてもらうことが出来ず、
近所でもある小栗と暮らした自邸、駿河台の屋敷は、
土佐藩士・土方楠左衛門久元の所有となっていた。
既に世間は西軍が徳川幕府に取って代わっている。
当然とはいえ暗澹とした気持ちでその場を立ち去った。

一行は三野村の邸宅を訪ねると、夫人や母堂、
三左衛門が奥の間でこれまでの経緯を話し、
次郎太らは別室で待った。
いかにも豪商の屋敷で、整った庭園も通された部屋も
亡き小栗の江戸屋敷を思わせた。
「こういう部屋もひさしぶりだよなあ」
房太郎がつぶやいた。
「これで御役御免になるのかな」
兼吉が答えた。
次郎太は開け放たれた室内から庭を眺めた。

三左衛門達が部屋から出てきた。
「奥方様方には、新たに徳川家の御領地となった
駿府までお送りすることになったよ」
慶喜は謹慎となって駿府へ隠居していた。
徳川宗家を継いだ徳川家達は、明治新政府により
駿府七十万石を領地として与えられ、旗本日下家へ
婿に入った忠順の母邦子の弟(忠順の叔父)日下数馬や、
その息子寿之助、小栗又一(忠道)の実家、
旗本駒井甲斐守朝温(ともあつ)の駒井家、
道子夫人の妹はつが嫁ぐ蜷川家が神田から
移り住んでいた。
三野村の協力で路銀を手にした一行は駿府へ向かった。

一行が駿府に入って駒井家を訪ねると、三左衛門は
小栗の遺児国子が結婚するまで忠道の実弟・
忠祥(たださち)に小栗家を相続してもらい、
家名断絶だけは避けたいと懇願した。
養子として迎えた忠道が又一となり、小栗家を継ぐはずが、
西軍により高崎の牢屋敷で家臣三名と斬首されている。
改めて詳しく経緯を知った駒井家は三左衛門の要請を
受け入れ、小栗家は断絶を免れた。
また、日下数馬の娘で、六歳で小栗家の養女、
又一の許婚となっていた鉞子(よきこ)は、
実家の日下家に戻ることになった。

結局、窮乏する駿府では夫人達の受け入れは困難として、
一行は再び東京に戻り、三野村家を訪ねた。
「やっと恩返しが出来ます」
三野村は笑顔で快諾した。
母堂邦子と道子夫人、娘国子は、東京深川の三野村の
別邸で暮らすことになり、明治十年(1877)三野村が
五十七歳で亡くなった後も三野村家が世話を続けた。
しかし、八年後の明治十八年(1885)には、
道子夫人も四十八歳の若さでこの世を去った。
十八歳になっていた遺児国子を知った大隈重信夫妻は、
妻の綾子が旗本の三枝(さえぐさ)家の生まれで
小栗忠順の父、忠高の姪であり、早くに両親を失って
兄の守富と共に育てられていた。その恩もあって、
国子が成人するまで保護することにした。
やがて国子が二十歳になると、前島密の媒酌で
矢野貞雄〈作家龍渓の弟〉が婿となり、
小栗家十四代当主を継いだ。

母堂、夫人、国子と鉞子はそれぞれ
落ち着くことになった。
残ったのは中島三左衛門、三左衛門の娘さい、
房太郎、兼吉、次郎太らである。
しばらく辺りを見回し、遠く広がる空を見上げた。
「さ、権田村帰ろう」
三左衛門が遠くを見ながら言うと、
「ようやく御役御免だな」
房太郎が伸びをした。
「いや、まだだ」
次郎太がつぶやいた。
「そうですよね、頭(かしら)」
次郎太が三左衛門に声をかけ、
「・・・・うん、忘れちゃなんねえな」
三左衛門も納得している。
「だが、とりあえず村へ戻ろう。
東善寺の住職やら村の連中に
その後を聞いて、どうするか考えんべえ」
「おい、まだって何だよ」
房太郎が次郎太に聞くと、
次郎太はギロリとした目で顔を近づけ、
「殿を忘れたか」
「・・・・あ、そうか・・・・」
房太郎も気づいた。
小栗親子の首級が東山道軍に持ち去られたことは
知っていた。首実検の後にどうなったかまでは
不明である。戻っていればいいが、
そうでなければなんとか取り戻す方策を
考えねばならない。
「こりゃまた難問だな・・・・」
兼吉がぼやいた。
かつて小栗が三左衛門に冗談まじりに、
「自分もいつか、井伊大老のように殺されるかもしれない
が、死んでも首と胴体は一緒にいたいものだな」
と笑って語ったことがあった。

三左衛門らは急ぎ権田村へ戻ると、村民代表として
高崎藩へ出向いて行方を尋ねた。
昨年慶応四年(1868)閏四月六日〈五月二十七日〉朝、
小栗と家臣三名は権田村近くの烏川の水沼河原で斬首され、
その日しばらく晒された後、小栗の首級は高崎城に送られ、
翌日も同じく高崎城内で家臣三名と又一が斬首されると、
小栗父子の首級は、館林に来ていた東山道軍総督府へ
届けられ、九日には館林城内で東山道軍総督の岩倉具定が
首実検を行い、近隣の泰安寺に下げ渡されたという。

三左衛門、房太郎、兼吉、次郎太の四人は館林へ向かい、
次郎太の案内で旧知行地である高橋村の名主・人見宗兵衛に
会うと協力を頼み、人見もまた快諾して叔父の細内(館林)
の渡辺忠七を伴い、皆揃って共に泰安寺へ出向いて、
「殿の一周忌が近いので(権田村に)墓を建てたい」
という名目で墓の場所を尋ねた。

しかしそこは、出羽山形藩から藩主となった秋元家の
位牌寺で墓地を持たないため、困った住職は親しく
していた法輪寺奥田明山(みょうざん)住職に頼んで、
同寺の本堂西の墓地に埋めてもらったという。
さっそく法輪寺を尋ねて同様の理由で墓の場所を知ると、
とりあえず簡単な法要を済ませ、
近くの旅籠に泊まることにした。
寺へ渡されたとはいえ、西軍による措置であるから、
首級を持ち出したとなれば、
どんな咎めを受けるかわからない。
「さて、どうしたものやら・・・・」
六畳間に車座になって男六人、
三左衛門は腕組みして黙り込んだ。
「なにも考え込むこともねえでしょ」
次郎太は素っ気なくつぶやいた。
「天下の大泥棒が殿の御首まで持ってっちまって、
それで手出しならねえって、そんな馬鹿なことぁねえ。
渡してもらえねえなら取り返すまでだで」
「掘り返すってことかね」
人見が心配そうに尋ねた。
「うまくいけば寺は気づかずそのまま、俺らもひっそり
しっかりお弔いが出来るってもんでしょ」
「盗掘ってか・・・・」
三左衛門はうつむいたまま考えている。
「御首が戻ればそれでいい。答えは簡単でねえですか」
「簡単に言うなよ。見つかったら俺らまで同じ目に
遭いかねねえ。まあそれはいいとしてもだ、その後
そのままでは努力の甲斐がねえ」
「あきらめますか」
「馬鹿言うな、ここまで来ちゃ手ぶらで帰れねえ」
「じゃあやりますか」
次郎太の口は笑みを含んで、おちょくるようでもある。
「この野郎、役人に泥棒やらせようってか・・・・・」
三左衛門は渋い顔で考えあぐねている。
人見が意を決したように、
「中島さん、やりましょう、いざ捕まったってかまわねえ、
西軍は人道も士道もねえのかって、ぶちまければいい。
この中の誰かが村へ持ち帰って隠せば・・・・
隠し場所なんぞいくらもあるでしょう」
人見もまた表情は明るかった。
結果、三左衛門らは実行を決め、計画を立てた。

・・・・
深夜、法輪寺へ行くと、見張りと墓掘り役に分かれて、
目当ての墓堀りを実行した。
深夜故に辺りは真っ暗であり、
首級を痛めるわけにもいかず、
僅かな灯りを用意して慎重に掘っていたが、
音と灯りに気づいたのか、住職らしき者に境内で
目撃され、皆一目散に逃げ出した。

朝。三左衛門らは部屋に戻っていた。
誰も無表情だった。
「・・・・このままじゃ帰れねえ。だが、
今夜は警戒してるだろう。
日を置いて行くしかねえだろうな」
三左衛門は苦々しくつぶやいた。
房太郎が横になったまま弱々しく、
「二度目が利くかなあ」
と天井を見上げた。

昼に三左衛門ら一行は、
それとなく近くへ様子を見に行った。
遠く見える目当ての墓周辺では、
数人の男が柵を立てているようだった。
「こりゃダメかな・・・・」
三左衛門は苦虫を噛み潰したような顔で
その場を離れた。

言いだしっぺは次郎太である。
房太郎も兼吉も、同意したのも忘れたように、
「だから無理なんかするもんじゃねえんだよ」
と舌打ちした。
次郎太は返す言葉がない。

「なんとしても取り返さねばなんねえ」
三左衛門は自分に言い聞かすようにつぶやいた。
忠七が口を開いた。
「この際、寺の住職に訳を話して渡してもらうのは
どうだろうかね」
人見は疑念が晴れない。
「それが出来れば苦労あるまい。
住職が協力したとありゃ住職もまた同罪だろう」
「うん、だから、あくまでも住職には内緒で渡して
もらって、いざとなったら『盗まれたー』
ってことにしてもらうわけさ。
住職も被害を受けた側ってこって」
「・・・・うむ」
腕組みをして考えていた三左衛門は、
「会ってみるか・・・・」

夕刻、一行は寺に出向き、意向を説明して訴えた。
難色を示していた住職も、三左衛門らの必死さに
何やら感じるものがあったのか、訴えを認めた。
「されども、我が寺もまた新政府の要請を受けての
供養であるから、さあどうぞというわけにはまいらぬ。
あくまでもこちらは知らぬこととしたい」
要は、密かに持って行け、というわけだった。
三左衛門らは喜んだ。が、住職は、
「既に盗掘があったと役人の耳にも入ってしまって
おるでな、柵を立てたことを理由に、私からも役人には
警備を緩めるようそれとなく促すが、
手際よく頼みますぞ」
三左衛門らは住職もまじえての相談となり、
後日深夜に実行した。

首級は無事掘り当てられた。
白骨化したそれは小栗と又一の首級である。
「殿・・・・・・」
泣きたい気持ちを押し殺し、二人の首級を
用意していた櫃にそれぞれ入れると、
皆で埋め戻して墓を離れた。

三左衛門らは権田村へ戻ると、ごく数人の村人に
供養させ、東善寺裏山の胴体を埋めた墓に葬った。
又一の首は、胴体を引き取った小栗家旧領地の
下斉田村〈高崎市〉の名主・田口十七蔵を呼んで渡し、
下斉田村の墓地の胴体に合わせて葬ってもらった。
その後も、明治政府の監督下にあるものを盗んだとして、
「お首級(くび)迎え」とあくまでも限られた者達に
内密に言い伝え供養した。



by huttonde | 2016-06-14 15:55 | 漫画ねた | Comments(0)