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現実話 11
科学者の日記110511  放射線と体

読者の方から次の記事を送っていただきました。

「爆発翌日、確認しながら公表せず 福島県、国の拡散予測図

福島県は非常時の初期段階で放射性物質の広がりや濃度を予測
する国のシステム(SPEEDI)のデータを東京電力福島
第1原発1号機が水素爆発を起こした翌日の3月13日に確認
したが、公表していなかった。6日の自民党県議会議員会政調会
で県が明らかにした。」

本当にひどいと思います。 SPEEDIを管理しているのは、
原子力安全委員会ですが、そこが公表しなかったのも問題
ですし、また福島県がそれを押さえたとしたら、
さらに大きな問題と思います。

というのは、このブログでも再々申し上げていますように、
原子力の専門家であれば原発の事故では最初の2週間ぐらいが
最も危険で、それを逃げ切ってしまえば、全体の被ばく量を
10分の1ぐらいに減らす可能性があるからです。

加えて、原子力は「危険」なので、原子力基本法で
「民主、自主、公開」を原則としています.

従って、この「SPEEDI事件」は「国による原子力基本法
違反」ですから、法的な追求をするのに該当します.

・・・
もう一つ、国による法律違反が進められています.

それは「校庭の表土を下の土と入れ替える」ということで、
これは「汚染された表土」という「放射性廃棄物」を
「土の中に無防備に入れる」ことを意味しています.

やがて、梅雨になると下に入れた土から放射性物質が
「地下水」に紛れ込むでしょう.

「汚染された表土のような低レベル廃棄物」は厳重に囲った
「廃棄物処理場」に格納するのが決まりで、それによって
地下水の汚染を防ぎます. 文科省はこのような基本的な法律を
違反するというのはどういうことでしょうか。

また、ここでも「民主、自主、公開」の原則は無視され、
「土をひっくり返したら地下水が汚染される」という異議を
「非民主的」に否定し、「決定の理由の公開
(なぜ違反するのか)」もしていません。

・・・
ホットスポットの地図を出しましたので、該当する所の方が
大変心配しておられますが、それでも茨城県や栃木県の北部と
それほど大きく違いませんし、放射性物質の飛散は必ず
ホットスポットを伴いますので、それ事態は異常なことでは
ありません.

ただ、その地域では、東京のようにあまり注意しなくていい
という段階になるのが遅れるということですので、少しの間、
注意をしていただきたいと思います。

できれば地域で積極的に道路を水で洗ったり、校庭の表土を
とったりすれば早く放射線が減ります。

・・・
ところで今日の主題は、「放射線と人体」という事の本質を
少し考えてみたいと思います。

人間が放射線に当たるとDNAなどに損傷受けることは
知られています。このことは専門家の間ではいわば常識なの
ですが、それを否定する先生方もおられます.

そこで、わたくしはこの2、3日、100ミリシーベルトまで大丈夫
と言っている先生方の著述物をじっくりと読んでみました。

実はその先生がたは、そうそうたるメンバーで、国際的な放射線
防護の委員会の委員であったり、国立の放射線防護の関係の
研究の方であったり、著名な大学の先生だったりしています。

つまり、今まで「1年1ミリシーベルトという日本の法律を
決めてきた人たち」が、「100ミリシーベルとでも大丈夫」
と言っておられることに注目して、なにが著名な先生方が突然、
法律違反を始められたのか?から考えて見たわけです。

・・・
結論から言いますと、わたくしは著述物や発言を調べて、
次のように思いました。

● 10年ぐらい前までは多くの先生方は「少量の被曝でも、
 量に応じてがんが増えると考えていたこと、

● その後、放射線医療やチェルノブイリの研究等を通じて、
 少量の被曝では、あまりがんが発生しないこと、治療で少量の
 被曝を試みてみると、かえってガンが少なくなることもある
 などがわかってきたこと、

● さらにデータを集めたり、国際的に議論をして、
 今までの基準を変える働きをしようと思っている矢先に、
 福島原発の事故が起こったこと、

このようなタイミングになったので、先生がたは、

「自分たちで決めた法律を、自分たちが違反する」

という奇妙な状態に陥ったようです。

・・・
次にデータですが、先生方が実験的に得られたデータだけ見ると、
低い被曝量のときには、あまり危険性がないようにも見えます。

しかし、2つの問題が残っています.

まず一つは、原理的に考えると
まだまだ不明確であるということです。

放射線というのは大変にエネルギーの強い光ですから、
DNAが放射線の攻撃にあうと、 DNA の一部に損傷が起こる
ことはよく知られています。

たとえば、放射線よりも弱いエネルギーをもつ紫外線でも
DNA の上にチミンーチミンと重なっているところは、
チミンダイマーが発生し、そこが皮膚ガンの原因になることは
よく知られています。

放射線はそれよりも強いので、
DNAに損傷が起こることは間違いありません。

人間は「有機化合物」という比較的、弱い材料で出来ていますし、
放射線のエネルギーは有機化合物を破壊するために必要な
エネルギーを遙かに超えているからです。

もし「放射線は安全だ」ということになると、皮膚科の先生が
注意されている「日光浴は有害だ」というのも間違いになります
し、私が長年、研究してきた「生物類似の材料の劣化」
ともまったく一致しません.

・・・
一方、 人間は、自然からのストレスに対して抵抗力で直す
ことができますが、そのレベルは人間の集団が生きてきた
環境に依存します.

この場合は、自然放射線が1年に1.4ミリシーベルトとです
ので、数ミリシーベルトまでは修復が可能と思います.

でも、たとえば100ミリシーベルトというとそれの60倍に
あたります。人間の防御能力が、環境からのストレスの
60倍にも耐えられるというのはかなり珍しいと言えます。

・・・
また、「被曝するということは体内に活性酸素ができることで
あり、放射線によって直接 DNA 等に影響を及ぼすものでは
ない」という考えの先生もられます。

放射線が酸素だけを攻撃して、酸素を活性化するという考えは、
今までの学問とまったく異なるので、今までの理論を大幅に
修正しなければなりません。

わたくしのように物理とか化学を専門としているものにとっては、
放射線のようなエネルギーの強い光が来たときに、酸素だけが
励起されて、その他の体を構成する分子に影響が及ばないなど
ということは、分子の軌道計算などから、到底、納得できない
ものです。

このように、これまでの学問に真っ向から反する理論というのは、
それを国際的に通用させるために相当な時間が必要であるという
ことを意味しています。

この問題は学問だけの問題ではなく、一人一人の健康に影響を
及ぼしますから世界的な合意が得られるまでに、ある個人の
先生のご意見だけで被曝の上限値を上げることは、
人体実験になることを意味しています.

・・・
もう一つは100ミリを主張する先生方のデータの数が少ないと
思います。

根拠となっている「放射線治療を受ける人」は、患者の集団
としては特殊で、満遍なく100ミリ以下の被爆をした人の
健康のデータは示されていません。

また、議論の過程で疑問なのは、医師自身が「わたくしは1年に
20ミリずつ被曝しているけれど大丈夫だ」とか、Aという患者は
200ミリの治療を受けても、今元気になっているという
個別のデータです。

もともと100ミリ以下の被爆の影響は「集団としての発症」を
問題にしているのですから。個別の例を示しても反論には
なっていないからです。

これらのことを総合してみると、現在ではやはり国際放射線
防護委員会が定めた。1年1ミリの基準を安全として見ることが
最も適切あるという結論になります。

・・・
ところで、学校や地方自治体で、

「1年1ミリを越える可能性のある場所でも、
このくらいの放射線量なら安全だ」

という人がいるそうですが、法律で1年1ミリと決まってる
ものを、学校や地方自治体など法律を守らなければならない
公共の機関が法律を否定するというのは、
よほど考えなければなりません。

学校の独立性といい、地方の時代と言ってきました。
普段、それを主張しているのなら、国が法律を破ったときに、
自分たちは法律を守って子供たちを大切にするというぐらいの
強い決意を示してもらいたいものです。

(平成23年5月11日 午前8時 執筆) 武田邦彦

科学者の日記110512(2) 明るい未来は自分で作る

おそらく冷静に事態を見つめ、未来の日本社会を思い浮かべる
ことができないのでしょう。

政府や文科省の発言を聞いていると、「我慢しろ、止める、
文句言うな」など暗く、後ろ向きのものが多いように感じます.

その一つが「福島を見捨てる」という大方針です.

「そのぐらい、健康に関係ない」、「30キロ圏内は待避」、
「児童や20ミリまでOK」、「校庭の土をひっくり返して
地下水を汚す」など、いずれも極めて後退的な結果をもたらし、
福島を見捨てることになります.

福島の人(もちろん、茨城、栃木なども同じ)は、放射性物質で
汚染された大地で人生を送りたいのではなく、東電によって
汚された大地を返してもらう権利があるのです。

東電は、原発で収入を得て年俸4000万円を取っていたのに、

東電は、60京ベクレルを漏らしてもバスを用意しません。

東電は、水を汚してもペットボトルを用意しません.

東電は、土地を汚しても元に戻すこともしません.

東電は、児童が被曝していても疎開の学校を用意しません.

東電は、それでも重役が報酬を受け取っています.

最近では見ることができないほどの悪質な会社です.

・・・
東電はどうなっても良いのですが、
福島は元に戻さなければなりません。

悪質な会社にひっかかったという感じですが、
回復方法はあります. 

なぜ、政府も福島県もすぐに手がけないのでしょうか?

・・・
畑を耕して野菜を植え、田んぼを作り、小学校を開校する前に
やることがあります。それは「綺麗にしてから」
ということです。

どんなものでも、汚れることがありますが、汚れをそのままに
してやる人はいません.まずは汚れをとって、
それから取りかかるのが常識です.

・・・
「放射性物質」は「放射線」ではなく「粒、粉、チリ」です。
だから、まずそのチリを除いてから生活し、学校を開き、
農業を進めたらどうでしょうか?

自衛隊、ボランティア、農家、サラリーマン、今まで日本に
お世話になった老人などが総出で、まずは「福島を清掃する」
ことから始められることを推奨します.

いかに「1年100ミリシーベルトまで大丈夫」と言っても、
それを信じる外国人はいません. もしも福島を綺麗に
しなければ、福島の子供の健康が損なわれると共に、
経済的にも大きな損害が続くでしょう.

1
年20ミリなどという基準は世界では通用しません.それはすでに、
外国の論評でも明らかです.

そうなると、今後、30年、福島には外国からの観光客や外資系
の会社は来ないし、福島産の農作物ばかりではなく工業製品も
輸入規制にあうでしょう。

日本人なら、あるいは福島の人が可哀想だからということで、
福島の農産物を買うかも知れません.でも、外国人はそんなことは
考えずに「何ベクレルですか」と聞くだけです.

そんなときに数値を示さずに「安全です」などと言っても、
信じてもらえないのは当然です.逆に「土地が汚染されている
のに、なぜ野菜だけ綺麗なのですか」と聞かれて困るだけです.

・・・
原発から半径20キロの地域から、除染した方が良いと思います.

まずは、道路、公共施設、学校、重機が使える田畑や平地から
始め、次に森林を伐採し、草を刈り取って原発の横に焼却場を
作り、全て焼いて葉についている放射性物質をフィルターで
トラップします.

まずは出来るところから手をつけるだけで、
放射性物質は2分の1から3分の1に減るでしょう.

除染する目的、それは「故郷を取り戻す」ということであり、
「日本はこのぐらいではへこたれないぞ」という力を
示すことです.

もし、「原発事故があっても、1年以内にクリーンな大地を
取り戻す日本」ということになれば、それはとても良いこと
だからです.

もちろん、福島市、二本松市、郡山市はもちろん、いわき市も
白河市も関東のホットスポットも、自治体は行動を起こして
ください。「これぐらい」などと言っていると30年続きます
から、「あそこは汚れている」ということになるだけです。

先祖代々の故郷を綺麗にすることはできるのです!!

・・・
人間には失敗はあるし、悪い奴もいる。

でも、それを素直に認める勇気を持ち、

どうしようもないときには逃げ、

出来るようになったら全力を尽くし、 そして故郷を取り戻す。

福島の人を助けること、

それは汚染された野菜を食べることではなく、

批判したり受け入れなかったりすることでもなく、

福島を綺麗にするのに力を貸すことだ、

それなら、日本人は全力を尽くすだろう.

でも、その福島がSPEEDIのデータを隠し、

野菜のベクレル表示をせず、

ウシや瓦礫を日本中に拡散することを続ければ、

あるいは日本人でも愛想を尽かすかも知れない、

自分たちの失敗は自分たちの世代で片付けておこう.

(平成23年5月11日 午前10時 執筆) 武田邦彦

勝手に王様になった菅政権  民主・自主・公開の3原則

(フォントが見えにくいと言う方がおられましたので、
フォントを戻しました。)

小佐古内閣官房参与が20ミリシーベルト事件で4月30日に
辞任した後、 5月2日に記者会見が予定されていた。

その記者会見は官邸からの「守秘義務違反の可能性がある。
懲役1年まである」という脅迫によって中止になったと、
週刊誌「女性自身」が報じている.

巨大な問題が生じた。

【1】 政府による原子力基本法違反
原子力と言う巨大なエネルギーを扱うにあたって、議会は
「原子力基本法」を作った。これは「国会」で議決されたもの
であり、「政府」は法律にそって運営されるものであり、
みずから勝手に法律を無視することはできない。
原子力基本法のもっとも重要な原則は「民主・自主・公開」の
3原則であり、この「公開」は「原子力に関するあらゆること
の公開」であって、他の政府の業務と一線を画する.
国民はこの3原則を政府が守ることを前提に原子力を認めて
きたのである. それを「官邸」なるものが違反したのだから、
懲役を受けるのは官邸の方だ。

【2】 政府による「守秘義務違反」の違反
公務員には守秘義務というのがあるが、それは無限の力を発揮
するものではない。これについてはすでに裁判で多くの判例が
あり確定している。
それは「何を秘密にするか」ということは、公務員の上司が
決めるのではなくて、その情報が真に「国民に対して秘密に
するべきであるか」ということで決まるというのが判例である。
基本的には外国との問題のように日本が国として損をするような
ものは守秘義務が発生するが、時の政府が損をするという情報は
守秘義務の対象にはならない。
今回のことは、内閣官房参与の仕事に関することであり、
放射線などの学術的なことでもあるので、国として損害を受ける
というような政策を彼が扱っていたとは考えられない。
従って、官邸が辞任した内閣官房参与の行動について
守秘義務をもとに脅迫したとしたら、
まるで独裁政権のようなものである。

【3】 放射線防御の法律を破る政府
このブログで何度か書いたが、放射線防護の法律は
1年1ミリを限度としている。
それに対して1年20ミリという基準は国内に全く強制力のない
国際放射線防護委員会の勧告である。
国際放射線防護委員会がどんな勧告をしても、日本政府は
それに従う義務はない。事実、これまでも日本の国内の放射線に
関する法律は、国際放射線防護委員会の勧告を受けて独自に
委員会を開き、最終的には日本の法律の形となって
初めて国内で効力を発する。
今回「国際放射線防護委員会」を隠れ蓑にして
「ICRPが言ったから20ミリまでOK」
という奇妙な論理を展開している.

首相とか政府というのは、王様ではない。

つまり、何でも力を持っているわけではなく、法律の範囲内で
行動できるだけだ。それも国民からの付託である。

今回の福島原発のことで、「非常時」ということを理由に、
まるで独裁政権のような決定が次々と行なわれている。

一方では、政府は「非常時」ではないとしている。つまり、
「漏れた放射線は健康に障害がない」し、さらには小学校の
児童すら1年20ミリシーベルとまで浴びてもよいので、
問題は生じていないことになる。

民主党は初めて「国家権力(そんなものは民主主義では
存在しないが)」を手にして、王様になったようだ。

・・・
私たちが知らなければならないこと、

1)原発が危機に陥ったら、数時間前には
 国民に知らせなければならないこと、

2)放射線が風に乗って来るときには、その警戒警報を出すこと、

3)内部被曝を含めて国民がどのぐらい被曝したかを示すこと、

4)原発から離れていても、雨などで放射線量が高いところは
 警告を発すること、

5)野菜などについては規制値以下でも、業者に表示を命じること、

などがあるが、国民を守る立場の政府が、国民が自らの健康を
保つために知らなければならないことを隠し続けているのは、
本当に困ったものである。


5月11日に、神奈川県産の茶葉のセシウムが基準以上になった。
このようなことが「突然」明らかになるのは、毎日の情報提供が
不足していることを意味している。

(平成23年5月12日  午前7時 執筆) 武田邦彦

科学者の日記110513 3号機の爆発と原発問題

福島原発1号機や3号機が不安定で、原子炉に水がなかったり、
汚染された水が漏れたり、温度が上がったりしています. 
東電の計画も遅れ勝ちになっています。

それもあって、福島原発の状態を心配している方が多いので、
ここで現在の福島原発状態とその他の原発問題について
少し触れてみたいと思います。

・・・
現在日本の原発中で最も危ないのは、福島原発ではなく、
北陸の方でトラブルに巻き込まれている高速増殖炉
「もんじゅ」でしょう。

「もんじゅ」はかつて冷却剤として使っていたナトリウムが
漏れるという事故を起こし、10年ぐらい止まっていました。

それが、やっと技術的にも社会的にも解決して、2010年に
運転の準備を始めたところ、その準備中に重たいもの(燃料を
引き上げるもの)を炉の中に落とし、それが引き上げられない
ために、どうにもならない状態になっていると言われています。

この事故は少し報道されていますが、
全国的にはほとんど知られていません.

日本は民主主義ですから、政府が箝口令をひかれているという
ことはないでしょうし、報道の自由があるのでNHKが報道を
控えていることもないと思いますが、情報が入ってきません。

事態はひどく深刻で、責任者が自殺しています.

・・・
高速増殖炉は、 ナトリウムを減速材に使っている炉で、
フランスもフェニックスという名前の高速増殖炉を開発して
いましたが、今では中止しています。

フランスができないから日本もできない、ということでは
ありませんが、事故後10年も検討し、万を辞して運転の準備を
始めたら途端に、トラブルに巻き込まれたというのですから
大変なことです。

高速増殖炉についてはもう少し情報を取ってこのブログにも
書いていきたいと思っていますが、落ちたものを拾うのに失敗
して、にっちもさっちもいかないこと、地震が予想される地盤の
上にあること、構造が複雑で事故に弱いこと、さらには
プルトニウムを使っていることなど、危険が満載されています。

・・・
次に危ない原発は、福島原発でも浜岡原発でもなく、
わたくしは日本にある「その他の原発」と考えています。

福島原発はすでに破壊されていますし、浜岡原発も地震に
ついての設計はかなり安全です(それでも、不完全なので
私は浜岡原発は止めるべきと考えています)。

これに対して、日本の他の原発は、震度6の地震が来たら損傷を
受けると予想されますので、福島原発よりもはるかに厳しい
状態にあるということがいえるでしょう。

特に、日本海側にある原発が破損すると放射線物質は、
偏西風に乗って日本全体に及びますから、
これはもう大変なことになると考えられます。

なぜ、地震で、柏崎、福島、女川、東通と4つ(100%)
破壊されたのに、まだ日本の原発が運転されているのか、
私は理解に苦しみます.

・・・
浜岡原発は停止が決まりましたが、停止をしても崩壊熱は
出続けますので2、3年は危険な状態が続きます。

福島原発の1号機は、5月8日、内部の高い放射線を持つ空気が
大気中に放出されましたが、皮肉なことに、すでに現在までに
60京ベクレル程度の放射性物質が大気中に放出されています
ので、新たに放出される量は、今まで放出された量の1億分の1
ぐらいになると考えています。

また5月12日には1号機の原子炉内部の水位がずいぶん
低かったと発表されました。

もともと、1号機は最初の段階で燃料が壊れて下に沈んでいる
ことが予想されていましたし、水位計は異常な値を示して
いましたので、この結果は驚くべきものではありません。

通常の状態で燃料が溶けるのと、いわゆる「メルトダウン」
とは違いますので、これも「予想通りの合理的な結果」です。

3号機は温度上がって普通では危険な状態です。

しかし、これも3月の中旬に大爆発を起こしていますので、
最大で同じ規模と考えられます. それは、3月の中旬に起きた
爆発が水素爆発であるか核爆発であるかは明確でないこととも
関係があります。

一説には、爆発後の爆風の速さが音速を超えていたことから、
核爆発ではないかとみられています。

核爆発と水素爆発は、爆発の種類としては決定的に違いますが、
原発があのように破壊された状態では、結果的に水素爆発も
核爆発もそれほど大きく違うわけではありません。



つまり、原発というものを技術的に見たときには、この2種類の
爆発の違いは大きいのですが、放射性物質で被爆する私たちから
見ると(たとえば赤ちゃんをどこまで逃がすかというようなこと
では)、あまり強い関係はないのです。

一応、危険がある可能性を頭の隅において、その対策を具体的に
考えておいたほうが良いのですが、行動はまだとらなくても
良いと思います.

4号機は、使用中燃料の貯水プールの下部が破壊されていますの
で、それを至急、補強する必要があります。5月中旬には補強が
終わるので、これについては特に問題がないと考えています。

・・・
原発について、日本人記者などを集めた記者会見が延々と
行われていますが、わたくしは、これは政府が福島県やその他の
地方の被曝の問題が深刻なので、それを隠すために行っている
情報操作とも考えられます。

今、大切なのは「長期間続くと考えられる国民の被曝」に対する
至急の対策であって、できるだけ早く福島や近県をクリーンに
するために何とか日本全体で福島や近県を手助けすることだと
考えています。

しかしその力が出ないのは、まだみんなが福島原発のことが
気になり、議論がそちらに行っているというのが私の見解です。

・・・
また、神奈川県の茶葉がセシウムで汚染されていたように、
汚染は少しずつ外に広がっています。

これを何とかして止めなければなりません。ドンドン拡がったら、
日本の農作物は食べられなくなるからです. 魚も油断できません.

その意味で、ウシや瓦れきを全国に持って行って処理することは
全く非常識な行為であり、校庭の表土を天地替えすると地下水が
汚れますし、汚染された汚泥をセメントで固めたりすると、
それがどこに行くか判りません。

家畜を24都道府県に移動させる計画は、
「産地」が判らなくなるという点で、
日本の食材にさらに打撃を与えるでしょう.

原発の情報に気を取られると、
日本がすっかり汚染列島になってしまうのが危険です.

((平成23年5月13日 午前8時 執筆) 武田邦彦

東京・人間学アカデミー講義  お知らせ
http://takedanet.com/2011/05/post_c131.html
1号機と「メルトダウン」
(平成23年5月14日 午前8時 執筆)
科学者の日記110514 医師の100ミリ
(平成23年5月14日 午後1時 執筆)

「被曝場」と化した学校・幼稚園

再び、先生に呼びかける。

あなたは「毎日の教育をこなせばよい」と考えていませんか?

先生の職務は「毎日をこなす」のではなく、子供を真の意味で
教育し、健やかに育てること、そして今の福島や関東、
宮城では被曝から守ることが第一です. 

目を覚ましてください!!

文科省の臨時の通達より、法律(1年1ミリ、子供は3倍感度が
高い)に注意を向けてください。あなたは子供の健康を守る
立場の国民です.

【給食】
横浜市の学校の給食に、「福島産のキャベツ,もやし,きゅうり,
アスパラガス,牛肉」が使われているという。

なんということだ。

福島の農業を助けるのは良いことだが、だからといって子供達
に「汚染された野菜」を食べさせるのはとても可哀想だ。
農業を助ける他の方法を採るべきだ。

給食の担当者は「安全だ」と言うだろうが、それは
「基準値以下」ということである。もしスーパーに
「福島産」と「秋田産」が並んでいて、「福島産」の
ホウレンソウを買う母親がいるだろうか?

大人は自分の食べるものを選ぶことができるが、
子供はできない。給食の人は本当に母親になって
子供を守って欲しい.

【運動】
神奈川の4月14日、小石混りの土表面で、ヨウ素131が
48000ベクレル(平方メートルあたり)、
セシウム134と137がそれぞれ53000ベクレルだった。

事故から1ヶ月たって、放射性物質は地面に落ち、
雑草の上にあり、そして土煙の中にある。

子供は背が低く、そして運動をする。地面からの被曝、
舞い上がった土埃からの内部被曝・・・
あらゆる点で子供の被曝は大人より多い。

それなのに、学校は校庭の運動を止めない。

体育館があるはずだし、体育館の床や壁を綺麗に洗って
運動すれば被曝は格段に減る。

学校の先生はなぜ、子供を被曝させようとするのだろうか?

【行事】
運動会、課外事業、修学旅行などで、「わざと」子供が生活
しているところの放射線量より、多いところに行く「バカげた」
学校が増えてきている.

保護者にとって、この時期に放射線が強い地域に子供を行かせ
たくないのは当然だ。そこに連れて行くのは子供の体を心配
するより、「契約した」とか「計画だから」、「中止すると
文科省ににらまれる」というような教育者として考えては
いけないことだ。

「中止すると先方が困る」という理屈もあるが、
「中止すると子供の被曝が減る」のと
どっちが大切かは言うまでもない。

【プール】
「例年通り」運動会はする、
「例年通り」プールの掃除は児童がする。

確かに「例年通り」に見えるけれど、大きく違うところがある。

それは、去年までは校庭もプールの水も放射性物質で汚染
されていなかったということだ。そして子供達にとっては
放射性物質は「毒」である。

なぜ、毒があるところに子供達を連れて行くのか?
「毒が見えないから」と学校は言うけれど、
それは大人の発言ではない.

校庭で砂埃になって腕立て伏せをする. 生徒の口は放射性物質
を多く含む校庭の土に接するばかりだ。こんな光景を見て心が
痛まない先生はすぐおやめになった方が良い。
おそらく先生としては性質が向いていない.

【ウシ】
チェルノブイリ原発事故の時、ドイツではセシウム137を
筋肉に含む牛肉は食用にならない上、焼却しても半減期が
30年ということで全て処分した。

さらに遙か離れたスイスでは、(ドイツと違って)牛や羊に
前年の干し草を食べさせ、また羊の群れを汚染されていない
西部のフリブール州に移動させた。

日本では、福島原発に近いウシを全国(24都道府県)に移動
させた。ドイツとスイスの処置は1年1ミリを守ったもので、
日本では「被曝ぐらい我慢しろ」ということである。

牛乳は危険である.チェルノブイリの時でも子供達の甲状腺ガン
は乳牛を飲んだことが大きく原因した。

・・・
多くの母が苦しんでいる.

その苦しみを「大げさだ」と言う学校は「法律違反」をしている。
先生方、「放射線防御に関する法律」や「クリアランスレベル」
を勉強してください。20ミリは法律違反です。

関東や東北南部の子供達は、3月の第一撃でかなりの内部被曝を
しています。だから、すこしでも休ませてあげて欲しいのです。

すこしでも休ませてください・・・先生方!

(平成23年5月14日 午後4時 執筆)

(注)
かつての日本のほのぼのとした、木訥でも尊敬できる先生方が
おられた小学校、中学校はすでに無いと言われています.

それは社会の変化があり、ご父兄が先生を尊敬しないことも
あり、また日教組の一部の活動も原因しています.

そして、今は文科省を頂点とした軍隊組織のような
古い上意下達の組織になっています.

でも、このようなことはすべて「大人の事情」であり、
それで子供が被害を受けるのは可哀想です.

どんなに社会が曲がっていても、どんなに悲惨な仕打ちを
受けても、それに立ち上がるのは個人の人間の魂でしょう.

武田邦彦
http://takedanet.com/2011/05/post_268d.html

科学者の日記110515 「奴(やつ)」はどこにいるか?
(平成23年5月15日 午前7時 執筆)

特設スタジオ
武田邦彦 (中部大学)

ニコ動 武田邦彦教授ブログの音読

2011年05月15日
福島原発2、3号機もメルトダウンの可能性…東電認める

1 :名無しさん@涙目です。(兵庫県)
:2011/05/14(土) 22:43:10.27 ID:k2gxzJ4IP ?PLT
2、3号機もメルトダウンの可能性…東電認める東京電力は
14日、2、3号機の原子炉について「最悪の場合、1号機
と同様のケースが想定できる」と説明し、核燃料全体の溶融
(メルトダウン)の可能性を初めて認めた。(後略)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110514-00000824-yom-sci
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1623581.html

被ばく総量確認 ソフトを開発 5月14日 17時36分

東京電力福島第一原子力発電所で事故が起きてからこれまでに
周辺に住む人たちが浴びた放射線の総量を簡単に確認できる
コンピューターソフトを、千葉市にある独立行政法人
「放射線医学総合研究所」が開発し、ホームページで公開
することになりました。

住民線量評価システムというこのコンピューターソフトは、
どれだけ放射線に被ばくしたのか分からないという、原発周辺
の市町村に住む人たちの不安を解消するのがねらいです。
福島第一原発の事故が起きた3月11日以降の行動をホーム
ページ上で入力すると、これまでに浴びた放射線の総量を簡単
に確認できる仕組みです。具体的には、表示される地図で
住んでいる場所を指定し、木造かコンクリートかなど建物の
種類を選びます。さらに、それぞれの日付ごとに屋外に出て
いた時間を入力し、地図で外出先などを指定して確認の
ボタンを押すと、実際に福島県内で計測された放射線の
データを基に、おおよその被ばく量が推計されます。
線量の値に応じて、「健康への影響は心配ない」といった
評価結果が表示されることになっています。開発を担当した
放射線医学総合研究所の明石真言理事は「自分の被ばく量を
知ることで、健康に影響がないことが実感でき、安心に
つながるのではないか」と話しています。住民線量評価
システムのホームページのアドレスは、
http://www.nirsdose.jp/で、20日に公開される予定です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110514/t10015891402000.html

【青山繁晴】放射線被曝、原爆と原発事故の違い
[桜H23/5/13」
http://www.youtube.com/watch?v=9tm_7qLnkEk
http://www.nicovideo.jp/watch/1305276902
2011.05.13
青山繁晴さんが参議院予算委員会に参考人として出席
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid999.html

日本の貨物から放射能=規制値の1.5倍―オランダ

2011年5月11日 06時41分  【ブリュッセル時事】
オランダ食品・消費者製品安全庁は10日、同国のロッテルダム
港で、日本の貨物船の五つのコンテナから規制値を上回る放射能
を検出したと発表した。最大で規制値の1.5倍という。

 同庁によると、検出されたのは過去数日の間。ほかにも
日本からの14のコンテナで規制値に満たないレベルの
放射能を検出した。
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20110511/Jiji_20110511X408.html

原発事故 残留汚染の危険性
武田 邦彦

¥1,050 朝日新聞出版 (2011/4/20)
ISBN-10: 4022508736 ISBN-13: 978-4022508737

内容紹介
福島原子力発電所で大変な事故が起きた。
そもそもなぜ起きたのか、安全ではなかったのか。
右往左往しているように見える現場では何が起きているのか。
本当に大丈夫なのか。これからどう対処していけばいいのか。
ブログにアクセス集中の専門家・武田邦彦氏が、緊急出版する
原発事故の本当の問題点。「こんな非常事態だからこそ、
原発問題に関する今までのタブーを表にすべきときです」
と綴った衝撃の一冊。

内容(「BOOK」データベースより)
なぜ国は本当のことを公表しないのか。事故が起きた理由、
何が問題なのか、放射線の影響は大丈夫なのか。
「原発は地震で壊れるように設計されている」と著者は
3年前にすでに今回の問題点を指摘していた。原子力の
専門家が緊急出版する衝撃の書。今、子どもの未来のために
知っておきたい真実。
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目次
第1章 いったい何が起こったのか?

マグニチュード9.0の真実
崩壊したのは地震が巨大だったからではない
地震の一時間後に電源が止まった福島原発
そのとき運転員が行ったこと
致命的だった「制御系」の破壊
「核爆発」を「臨界事故」と言い換えた罪
崩壊熱による本当の被害
水蒸気爆発の危険性
安全なはずの福島原発はなぜ爆発したか
1 全ての電源が止まった理由
2 冷却系も同様にダメになった理由
「電源が切れたら全ては終わり」という構造的欠陥
屋根が飛んだのは必然だった
「運転のミス」ではなく「設備のミス」
基本的な原子力用語をわかりやすく使う義務

第2章 そもそも何が問題なのか?

なぜ二〇〇七年の教訓が生かされなかったか
「地震が来たら壊れて住民が被ばくをする」ように
 設計されている
地震の予想を低くすれば通ってしまう基準
「残余のリスク」で全て言い訳がなりたってしまう
ある判決の真相
原子力では「公開」が原則
現在の原発が危ない三つの理由
日本が弱い原発をつくった九つの原因
1 原発のように複雑で巨大なものを地震や津波から守るために
 検討する「精神力」がないこと
2 学力が不足し、科学的思考ができないこと
3 職務に対する誠実さが不足していること
4 「学問」を間違って認識していること
5 いつの間にか原子力の体制が変わったこと
6 国は誤らない・役人は謝らないという習慣があること
7 縦割り行政と建前社会であること
8 庶民から裁判官までお上に従順なこと
9 地震の対策を十分にすると、原子力発電所の建設費が
 高くなり、ひいては電気代料が高くなること
原発を持つまでには成熟していない日本社会

第3章 どうすれば身を守れるのか?

残留放射線は三〇年間、その土地に残る
子どもにどれだけ影響が残るか
短期的・長期的な残留汚染の影響
「管理区域」をなぜ設定しないのか
一ヶ月に二八八回も胸のレントゲンを浴びた計算
専門家のいう「安全だ」はあてにならない
具体的な放射線量を書く
食品の残留汚染はどれだけなのか
今後、東京やそれぞれの地域は安全なのか
煮ても焼いても放射性物質の量はまったく変わらない
日本の土地や海が汚染された現実
健康障害が出る可能性の高い事故だった事実
報道が繰り返された真の意味

あとがき

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原発大崩壊! 第2のフクシマは日本中にある [新書]
武田 邦彦

¥ 840 ベストセラーズ (2011/5/14)
ISBN-10: 4584123292 ISBN-13: 978-4584123294

内容紹介
一日30万アクセスの注目ブログの著者・緊急の書下ろし!
原発が地震で壊れるのは想定内、都合のいい情報を信じては
いけない! 安全神話の嘘がバレたいま、
原発とどう向き合うかを問う警世の書。
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放射能予報
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http://transport.nilu.no/browser/fpv_fuku?fpp=conccol_I-131_;region=Japan
現実話 11_c0072801_48582.jpg
http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra-japan-zoom.html

文部科学省 全国の放射線モニタリングデータ
関東各地の環境放射能水準の可視化
現実話 11_c0072801_5434739.jpg
全国の放射能濃度一覧
東京都の水道の放射能濃度
全国の食品の放射能調査データ
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全国放射線量マップ
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現実話 11_c0072801_1132832.jpg
http://www.naver.jp/radiation?type=fukushima

気象庁 | 環境緊急対応地区特別気象センターについて
(SPEEDI)

各地の放射線モニタリングデータ(測定結果)

Forecast Ocean Plus
本州東方沖における本日の潮・海流予測情報

SIROCCO - Coastal Ocean Modelling - Japan Model

海産生物と放射能
―特に海産魚中の137Cs濃度に影響を与える要因について


日本シルクロード科学倶楽部
JTakadaTop

現実話 11_c0072801_2525226.jpg
福島第一原子力発電所の20Km以遠のモニタリング結果
[平成23年4月27日(水曜日)19時00分時点](PDF:459KB)
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1304001.htm

平 成 23 年 4 月 4 日
東 京 都 水 道 局


水道水をくみ置く際の留意事項について ~第36報~

東京都では、日頃より、災害の発生に備えて、
都民の皆様に水道水のくみ置きをお願いしています。

このたびの東日本大震災では、節電をはじめ、皆様に多くの
ご協力をお願いしているところですが、東京電力株式会社に
よる計画停電や福島第一原子力発電所の事故により、
水道水の供給についても、一部に影響を受けています。

こうしたことから、都民の皆様が水道水のくみ置きを行う
際の留意事項を、下記「水道水のくみ置きについて」
のとおりまとめましたので、ご覧ください。

水道水のくみ置きについて

くみ置きの方法 ~ふたのできる容器に口元まで~
◯ 清潔でふたのできる容器(ポリタンク、ペットボトル、
 水筒など)に、できるだけ空気に触れないよう、
 口元までいっぱいに入れてください。

◯ くみ置きした水を飲むときは、雑菌が入らないよう、
 直接口をつけずに、コップなどに注いでから飲んでください。

◯ 浄水器には塩素まで除去してしまうものがあります。
 保存する場合には、蛇口から直接注ぐようにしてください。

◯ 保存前に沸かしてしまうと水道水中の塩素が
 減ってしまいます。水のままで保存してください。

くみ置きの保存期間 ~常温では3日、冷蔵庫で10日程度~
◯ 直射日光を避けて涼しい場所に保管すれば3日程度、
 冷蔵庫に保管すれば10日程度、消毒用の塩素の効果は
 持続します(日付をメモして貼っておくと便利です。)。

◯ 保存期間が過ぎても、沸かして飲めば問題ありません。

くみ置きの量の目安 ~1人1日3リットル~
◯ 人が1日に必要とする飲料水の量は、成人で2リットル
 から2.5リットルといわれています。
 この量に若干余裕を加えた1人1日3リットルを
 くみ置きの目安にしてください。

◯ 1歳未満の乳児は、1人1日1リットル程度です。

【問い合わせ先】
水道局お客さまセンター(区部) (8:30~20:00)
    電話番号 03-5326-1101
水道局多摩お客さまセンター(多摩) (8:30~20:00)
    電話番号 0570-091-101[ナビダイヤル]
※042-548-5110※ナビダイヤルを御利用できない場合

現実話         10

by huttonde | 2011-05-11 11:41 | 現実話 | Comments(0)
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