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by huttonde
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現実話 91
5月2日 長野県飯田市で飯田青年会議所の主催で講演を
行います。来週(9日:神岡、10日:砺波)と
富山方面で講演します。
ガリレオ放談(下のリンク)に「なぜ、1年100ミリという
医師や専門家は資格を失うのか?」の解説をしました。                     説明付きの信頼できる放射線測定器の本を出しました。
竹書房「家庭用放射線測定器エアカウンターS」です。

日本にも科学者がいるのか?・・・頭脳活動と行動

連休に入って時間の余裕ができると、いろいろなことが
頭を巡ります。「事実と幻想」、「科学の役割」が今の
一つの課題でもあります。

ポアンカレという数学者は次のように言っています。
「私たちは、事実がどんなに残酷なものかを知っている。
だから、幻想の方が事実より心の安まるもの、力づけて
くれるものなのだ。私たちに信頼感を与えてくれるのは実は
幻想にほかならない。でも、幻想は消え去る。その時に人は
希望を失わず、そのまま行動する元気をもち続けることは
できない」

幻想は甘い汁ですが、やがて消えていきます。そのときに
冷酷な事実に力強く立ち向かうことができるのは事実その
ものでしょう。人間は辛いことを正面から見るのは大変で、
ダーウィンも「勇気を持てば事実が見える」といっています。
まさに被曝と健康、福島の人の避難などに当てはまる
でしょう。

また東大総長の浜田純一先生は訓示で次のように言って
おられます。
「人間が陥りがちな弱さに自らも陥らず、そして人をも
陥らせない役割が科学に携わる者には求められています。
科学は精神安定剤ではないのです。人々の期待に力の限り
応えながら、同時に期待の圧力に屈しない知的廉直が科学
には求められます。科学の世界に生きる者に求められて
いるのは、今の科学で出来ることと出来ないこととの区分
を明確に示すとともに、その限界を乗り越えるために苦闘
している姿を率直に見せることです。」

東大総長からこのような言葉がでるところに、今の日本の
科学の脆弱さがあります。つまり東大の御用学者も頭では
このこと、つまり科学は人間が陥りがちな弱さに陥らず、
精神安定剤ではなく、期待の圧力に屈しない知的廉直さなの
です。でも頭でわかっていることが実行できない悲しさを
東大教授は持っています。それが国民を苦しめているのです。

地震予知が始まった1970年代。東大の地震の先生はお金が
欲しいので「東海地震が先に来る」と言い、阪神淡路と
東北で犠牲者26000人の原因を作りました。まさに
「出来ることと出来ないこと」の区別が明確に出来なかった
のです。

福島原発事故による被曝が始まると東大教授は「大丈夫」
と言いました。被曝と健康の問題は法律で1年1ミリと
決まっており、それをさらに明らかにしようと「苦闘して
いる姿」だったのです、それは政府のいいなりになって
科学を捨てました。

「わかっているのにやらない、わかっているのに違うことを
言う」という自らの利益だけを考えた精神的疾患は、東大
教授に著しく、日本のインテリに共通した病状です。これは
日本人のある意味での限界を示したもので、特に宗教的基盤
の薄い日本に顕著です。人間は頭でっかちですから、宗教や
ヨガという精神的基盤や鍛錬なしに厳しい現実に向かうこと
が出来ないのでしょう。
tdyno.71-(6:31).mp3」をダウンロード

(平成24年4月30日) 武田邦彦

原発推進派も反対派も原発再開に反対なのに・・・

原発推進派は何が何でも原発を再開しようとしているように
見えますし、反対派は絶対に再開を防ごうとしています。
なぜ、「安全でなければダメ」というのはなのに、これほど
対立するのでしょうか。
原発推進派: もう一度、事故が起こったら原発は最終的に
 ダメになるから、絶対に安全でなければならない。
 なぜなら原子力を続けたいから。
原発反対派: もう一度、事故が起こったら原発は最終的に
 ダメになる。絶対に安全でなければならない。
 もう原子力はやりたくない。

どこが違うのでしょうか? 途中までは完全に一緒なのに
最初から対立しています。つまり、どちらも原発が安全で
なければならないという信念には変わりはありません。
そうなると、原発推進派も反対派も再開はイヤなはずです。
では、誰が原発を再開しようとしているのでしょうか?
実は、今、原発を再開したいと思っているのは、驚くべき
ことに原発推進派(原子力の人たち)ではなく、原発には
興味がなくお金に興味のある人たちのように感じます。

お金に興味のある人たち: 原発が安全かどうかを議論して
いたら、原発を再開できない。安全かどうかを議論せずに
再開すればお金は得られる。事故が起こったらその時は
その時だ。原発を止めれば良い、ということですから
原子力に信念がない人です。

今、議論がややこしくなっているのは、あたかも原発推進派
と原発反対派が争っているようにマスコミが見せているから
かも知れません。本当の対立構造は、「原発に興味ある人たち」
と「原発よりお金に興味ある人」の対立とも思います。また
「子供の健康が大切な人」と「自分だけがよければよい」
という人の争いとも言えます。

すでに原子力委員会が2度にわたって「原発を止めた方が
電気代が安くなる」という報告を出していますから(日本の
原子力委員会です)、産業界が「原発の電気が欲しい」
と言うはずもありません。また思想的に右の論客の多くの人
が「原発を止めると日本が弱くなる」というのも原爆を保有
したいということ以外は、根拠を持っていません。
もし思想的に右の人が原爆を持った方が良いというお考え
なら素直にそれを訴えた方が良いと思います。

また、ヨーロッパが太陽光発電、風力発電、バイオマスなど
をやったおかげで電気代が高くなり、経済的に大きな圧迫を
受けていることはよく知られています。また1988年から
始まった地球温暖化騒動もその多くが間違いであったことも
指摘され始めています。

「お金が欲しく、自分だけが良ければ良い」という人の特徴
は「原発の電気は欲しいけれど、核廃棄物は引き取らない」
というものです。原発を再開したい人はその敷地に原発から
もらった電気に相当する核廃棄物を引き取る義務を設ける
べきと思います。そうするとその人たちは「自分だけ良けれ
ば良い」ということですから、原発再開に反対するでしょう。

ところで、原発の事故が起こった後も、東京の人たちで原発
再開を支持している人が多いのはどういうことでしょうか?
俺たちはお金を持っているので、危ない原発は貧乏な新潟県
と福島県、核廃棄物の中間処理はこれも貧乏な青森県に
ということなのに、それを「絆」と言っているのでしょうか?
すでに、核廃棄物は発電所を中心にすでに12万本が貯まって
いるのですが、それは「子供たち、孫たち」に任せるという
感じです。

原発の電気は自分で作り(多摩川立地)、そこから出る
汚いものは自分で処理する(千代田区に核廃棄物貯蔵所)
という前提で議論をしなければならないでしょう。
そうすれば常識的な答え、つまり「原発はしばらく休止し、
今年の夏はなんとか我慢して、石炭や天然ガス火力発電所
を緊急に作る」ということになると思います。
tdyno.73-(4:25).mp3」をダウンロード

(平成24年4月30日) 武田邦彦

憲法記念日:普天間・辺野古問題をきっかけに
「日本軍と原爆保有」の議論をする必要あり
「tdyno.74-(5:35).mp3」をダウンロード
http://takedanet.com/files/tdyno.74-(5:35).mp3
(平成24年5月1日) 武田邦彦
http://takedanet.com/2012/05/post_8eeb.html

自分と違う意見を聞くのが楽しい?!

私は科学、それも自然科学の実験系だったからかも知れません
が、「自分の考えていることは間違っている」という確信が
あります。これは私ばかりではなく、自然科学に長く携わって
きた学者の多くは同じだと思います。

学問はシッカリ積み上げた学問的体系に基づいて考えたり
行動したりするものですし、学問的体型はこれまでの知識と
論理で「専門家なら誰でも同じ結論に達する」程度まで進む
のですから、それが間違っていると言うことはないようです
が、それでも人間の知恵は浅はかで修正、訂正、新しいこと
の発見があるのです。

つまり、ある意味で、今の学問体系が間違っているから研究が
続けられると言っても良いのです。私たち科学者は常に目の前
にある「事実」は「本当の事実」では無いと思います。それは
私たちが見るもの聞くものはそれらそのものではなく、自分の
目や耳というものを使って観測しているからです。

・・・
民主主義、多様な社会、そしてダダ漏れ(秘密なし)はとても
良いもので、自分と違う考えを聞くことが出来、それによって
自分の考えを修正したり、間違いに気がついたりします。
「おまえが間違っている」と言えるのは神様ぐらいなもので、
人間なら「自分が正しいか、相手が正しいのか」はまったく
わからないはずだからです。

ただ、それが「不誠実」に及ぶと私もやや感情的になること
があります。相手が「ウソをついても良い。不誠実で良い」
と思っているとき、「ウソをついても良い」というのが
正しいかも知れないので、それも認めなければならないの
ですが、どうもお互いにウソをついていたら話し合う意味が
ないような気もするからです。

確かに、「この世はウソのつきあい」と思っている人もい
ますし、私は「ウソのない社会の方が気楽で発展する」
と考えていますが、これもどちらが正しいかわかりません。
日本に経典や戒律のある宗教が基礎にあったら、このような
「基礎の基礎」についてはなかなか人間では決められない
ところがあります。

かつての日本はこのような基盤となる倫理を「単一民族、
周りは海」という環境の中で暗黙の合意でやってきましたが、
社会が複雑になり、いわゆるグローバリゼーションが進み、
必ずしも暗黙の合意ではすまなくなってきたと感じます。
また小学校ぐらいの時に「ウソをついたらダメ」と繰り返し
教えられると、何となく後ろめたい感じになるのですが、
今の教育のように「自分だけ良ければ良い」というのが基本
になっていると、なかなか嘘つき社会をなくすのは難しい
でしょう。

せっかく、自由な社会、言論の自由を手に入れても、ネット
社会に見られるような激しい個人攻撃や、マスコミで見られる
「禁句や干す」というのが横行しているのを見ると、
民主主義、表現の自由、価値観の多様化、家庭や地域の崩壊の
中で、私たちが絶対的な権威が無い状態で合意を形成できるか、
深く考える時が来たのでしょう。

私は時に二重人格と呼ばれることがあります。私の中には
「自分が正しいと思う」ことがあり、相手の考えを聞くと
それが自分の考えと正反対でも「なるほど」と納得します。
この「納得」は「同意」ではなく、「相手の言うことが
わかった」と言うことなのですが、納得すると「先生は先
ほど、違うことを言ったじゃないですか」と言われます。

相手の考えを納得するというのは、相手の意見を真の意味で
理解することで、それは自分の考えを変えたと言うことと
同じではないからです。世の中の喧嘩の多くは、相手と本当
に考えが違うのではなく、相手の考えを理解していない
ところにあるように思います。この誤解の多くは、
「自分に有利なように巧みにウソをつく」という人間の
本姓に根ざしているのでやっかいです。

もし、この世が「ダダ漏れ(なんでもオープン)、ウソなし」
なら、簡単で明るいように思いますが、それでは人間の集団
とは言えないのかも知れません。でも、これほどの閉塞感が
あり、子供たちも未来に希望を持てず、政府もなにか陰で
こそこそやっているような感じですから、「ダダ漏れ、
ウソなし」ぐらいの社会を作った方が日本は良くなると
思います。
tdyno.75-(7:04).mp3」をダウンロード

(平成24年5月1日) 武田邦彦

(速報)  千葉の野菜、果物の汚染

速報ですが、千葉のある市の市民が持ち込んで測定した野菜、
果物の汚染の状態を下に示します。柑橘類は長期でいつも
汚染されています。また大根の葉は一回ですが、これは
セシウムの再飛散が原因でしょう。 福島、宮城、茨城、
千葉、栃木、山形は注意が必要です。

この測定されたもの自体は市場に出ていないと思いますが、
汚染されたにはそれなりの原因がありますし、その原因は
広く北関東一帯は同じですから、市場にかなり汚染された
柑橘類が出回っていると考えた方が自然です。
1キロ40ベクレル以上は食べられません。
現実話 91_c0072801_6375955.jpg
右の表で2月23日の夏みかんは206ではなく、202でした(訂正)。

(平成24年5月3日) 武田邦彦

諸行無常の科学的解釈・・・
なぜ鐘の音は鐘に戻らないのか?
tdyno.68-(8:06).mp3」をダウンロード
(平成24年5月2日) 武田邦彦

若い人も年配者も注意しよう!
論文から見た被曝による発がん

先日、放射線影響研究所からの最新論文をご紹介しました
(第14報)が、すでに第13報でも、「閾値がないこと、
直線近似できること、発がん性は若い人が、ガンになる
時期は年配者が、危険なこと」が示されています
(このブログにも解説をしてありますが、グラフ化した
労作もあります
http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/51932680.html)。

よく「閾値はみとめられていない」とか「1年100ミリ以下
はデータが無い」というのはハッキリとした間違いですから、
学者は「低線量の被曝で健康に障害がでるというデータは
多いが、私の意見は違う」と学会で述べるにとどめるべき
です。医師や資格を持った専門職がそのようなことを言えば、
医師は医師免許を、専門家は専門職を辞する必要がある
でしょう。これについての理論的なことは小学館でネット
放送している「ガリレオ放談」をご覧ください。
現実話 91_c0072801_64323.jpg
さて、この図は、10才の時に被曝した人が30才までにガンに
なる確率は、30才の人が50才でガンになる確率の実に5倍
という数を示しています。若い人だけが危険ということでは
ありませんが、私たち大人が原発の電気は欲しがったために
子どもたちを被曝させ、原発を動かせば必ずでる核廃棄物の
貯蔵もせずにそれを「危険だから」という変な理屈で子ども
たちに回そうとしています。

今回の原発事故をきっかけにして、「大人が責任を回避し、
利益だけをとって、後は子どもに任せる」といういつの間に
かついた悪い習慣を止めたいものです。若い人が希望に
満ちて生活できる社会、それが年配者にも楽しい人生を
もたらします。

とても悲しいことですが、今のように学問的にも法律的にも
許されないことを子どもたちにしていたら、将来、子ども
たちは病気になるでしょう。そのときにこれも悲しいこと
ですが、補償問題で裁判になるでしょう。かなり厳しい裁判
になると思います。なにしろそのお子さんのガンが福島から
の被曝によるものという証明が難しいからです。

せめて、そのときのために被曝の履歴や、「被曝しても
大丈夫」と発言していた人の記録を取り、個人的にでも
賠償を請求するしかないと思います。少なくとも統計的には
ガンの発症が増えるでしょうから、大人としてはそれに
備えるだけの精神力が求められると思います。

悲しい日本になったものです。こんなことを防ぐには線量の
高いところの子どもを戦時中と同じように疎開させればすむ
ことですし、原子力の年間予算4500億円でおつりが来ます。
大人の決意だけで子どもを守ることが出来るのです。自治体
が「大丈夫おじさん」を呼んで住民にさらに被曝させること
が続いています。

日本のような閉鎖的な社会では自治体が作り上げた雰囲気を
壊すと村八分になると思って、子どもを守る行動に出ること
が出来ない人も多いのです。今一度、放射線による被曝の
病気は「時間がかかる」ということを確認し、1年1ミリが
法律の限度、1年1ミリが広島の原爆症の認定基準、
1年5ミリが成人男子の白血病の労災認定基準、1年1ミリが
電力会社の被曝の内部基準ですから、子どもについては
大人は十分に注意してあげたいと思います。
tdyno.69-(5:31).mp3」をダウンロード

(平成24年5月3日) 武田邦彦

話すべき時に話す社会・・・
空気的事実から科学的事実の通る社会へ

会社の技術者だった時、「会議の前に根回しをしろ」と何回
も叱られましたが、大学に移るまで、その意味を理解する
ことはできませんでした。せっかく、出張費と時間を使って
多くの人が一つの会議に集まるのですから、そこで情報や
意見を交換して決定するのが一番、良いのですが、それは
「事実を元にして意見を出す」ならよいのです。

でも日本の会議は「空気を読む」ことによって「空気的事実
をもとに判断する」のですから、会議の前にあらかじめ空気
を知っておきたいということです。

それは会議が終わった後でも同じで、会議の後の飲み方に
なると「ああ言えば良かった」というような発言がどんどん
出るのです。会議で下手に反論をすると「空気を読まない」
と批判されるのを恐れて、会議で発言せず、飲み方で本音を
言うのです。

国の会議に出るようになってから、会議の途中や終わった
ときに、横にいた新聞社の論説委員が「武田先生、実は・・・
なんです」と重要情報を教えてくれます。そんな重要なこと
なら会議で言うか、新聞に書けば良いのに、その新聞の論説
委員の地位は、「大事なことを新聞に書かない」、「肝心な
ことは会議で言わない」ということで保っているのです。

つまり、形式的には民主的であり、会議が開かれるのですが、
そこでは肝心なこと、事実は話されず、みんなが腹の中に
ためておくのです。東大教授が私にトイレで「武田先生、
温暖化しないことなんか、みんな知っているんですよ。
それでうまくいくのだからいいじゃないですか」と言った
ことに象徴されます。

情報を独占し、それで個人の利益を計る、それが国の偉い人
の共通した行動様式にまで発展していると言えるでしょう。

おそらく福島原発の後も、「法律では1年1ミリなんですけれ
どね」と国の委員会の裏では発言があったでしょう。
「低レベル廃棄物は1キロ100ベクレルぐらいですから、
瓦礫を1キロ8000ベクレルではどうですか?」とか、
「いや、どうせ地方の議員は金が欲しいから、「助け合い」
などと言いますよ。大丈夫です」などというのがひそひそ話
として飛び交ったはずです。

そうかといってネットなどで自由な議論ができるようになる
と、激しい個人攻撃、バッシング、口汚い罵りあいが起こる
のですから本当に困ったものです。それもかなりの地位の人
(たとえば大学教授など)も匿名で裏から批判してくるの
ですから、格調高い社会とはとても言えません。

こんなことを全部無くして、表裏ない、明るく、楽しい社会
にしたいものですね。戦後、オートバイの製造で活躍した
本田宗一郎さんは「人生、どうせ死ぬのだ。やりたいことを
しよう」という趣旨のことを言っておられました。厳しい
ビジネスを進めてきた人ですが、笑い顔は屈託無く、今の
実業界ではなかなか見かけない顔でもありました。

私たちも明るい日本を取り戻すために、額に汗して働くだけ
で満足し、補助金やエコポイントなどに見向きもしない
礼節信義を守り、誠実な姿を子どもに見せたいものです。
kaigitdyno.70-(7:09).mp3」をダウンロード

(平成24年5月3日) 武田邦彦

日本だけ(1) ジパング

大震災と言い、福島原発でも、そしてCO2の削減まで、
すべて「日本だけ」のことです。なぜ、グローバリゼーション
の時代にこれほど日本だけが多いのか、このことを基本的に
考えるために音声で思考の整理をしてみたいと思います。

japan1goldtdyno.71-(8:13).mp3」をダウンロード

音声はご厚意で、
 お手伝いさんたちのブログ
 http://ameblo.jp/help-each-other/

に文章を起こしていただき、さらに恐縮なことに、ミスも
修正していただきました。もし音声がお聞きになりにくい
方は、上記のブログをご参考ください。ただ、完全な
ご厚意なので、いつもということにはならないと思います。
"help-each-other"の精神でお願いします。

あまり気楽に録音したせいか、「硫化鉄、酸化鉄」を
「硫化銅、酸化銅」といったこと、「たたら製鉄」を
「ととろ製鉄」と言っています。訂正します。
現実話 91_c0072801_648535.jpg
(平成24年5月4日) 武田邦彦

瓦礫のトリック・・・
法律を作る国会議員が「法の目をくぐる」習慣か?

被災地の瓦礫を他県に移動するのは次の点で「法律違反」か
「法律の網の目をくぐる」という範囲になるのです。

1) 1キロ100ベクレル以上は「低レベル廃棄物」
(低レベル廃棄物の基準は明確ではありませんが、
これまではこの程度でした)、

2) 低レベル廃棄物相当のものだから、首長や議会が単独に
決められるものではなく、住民説明、住民投票などを必要と
する、



3) 1年に0.01ミリシーベルトの被曝になる可能性のある
ものは「原子炉で汚れたもの」として一般の社会に持ち
込まない(クリアランスレベル:違反は1年以下、
100万円以下の罰金)。およそ1キロ100ベクレル相当。

4) たとえ持ち込むものが1キロ100ベクレル以下でも、
簡単な操作中に100ベクレルを超える行為をしてはいけない。
「焼却したら直ちに8000ベクレルになる」などは法の精神
から許されない、

5) 日本の法律ではセシウム137が1キロ1万ベクレル以上
になると「放射性物質」になって厳密な取り扱いを求めて
いる(放射線障害に関する複数の法律。もちろん同じ数値)。
そこでその10分の1のレベルは普通は使用を制限する
(10分の1については多数の議事録あり)、

6) 合計2300万トンの瓦礫のうち、400万トンだけを
搬出する合理的な理由が示されていない、

7) 地元はそのほかにも瓦礫を多く抱えていて、むしろ
この400トンも含めて処理施設ができるのを望んでいる、

8) 瓦礫処理単価が、阪神淡路で2万2千円、今回が6万3千円
で、その差の理由が明確に示されていない。遠隔地に運搬する
からという理由もあるが、遠隔地に運搬する理由が示されて
いない。

9) 福島原発から漏れた80京ベクレルは、もし日本人全員
が平均的にかぶるとすると日本列島には住むことができなく
なるが、

このようなことを考えると、政治家や役人が自ら法や法の
精神を守ろうとしない姿が浮かび上がります。これほどの
矛盾を認めては民主主義とは言えません。
tdyno.81-(6:51).mp3」をダウンロード

この音声は音声を起こしていただける方が時間があれば

 お手伝いさんたちのブログ
 http://ameblo.jp/help-each-other/
に掲載されることもあります。

(平成24年5月5日) 武田邦彦

日本だけ(2) モンゴルに勝った日本

日本だけの第二回目は元寇です。世界史の始まったこの頃、
日本がモンゴル軍に勝ったことがその後の日本文化社会に
決定的な影響をあたえ、それが2011年の原発事故に
結びついています。
japan2montdyno.82-(7:09).mp3」をダウンロード

(文章がつくことがあります:
 http://ameblo.jp/help-each-other/
現実話 91_c0072801_6525394.jpg
(平成24年5月5日) 武田邦彦

日本の発展を妨げているもの・・・
東京の食糧自給率1%、工業衰退、平均給与ダントツ?

アメリカが1970年代に衰退したことについて、今から30年
ほど前に詳しい経済学の解説書を読んだことがあります。
いろいろな数字でしっかり整理した本でしたが、結論は
「現場にいないニューヨークやワシントンの連中が
アメリカをダメにした」というものでした。

人間の頭脳というのは実にダメなもので、頭脳が間違った
判断をしようとするのを止めるのは、「現場」と「辛さ」
の2つのように思います。現場はいやでも事実を目の前に
突きつけますし、辛さは傲慢になった自分の心を直し、
事実を見ることができる勇気を与えてくれます。

アメリカは、その後、シリコンバレーなどを中心とした情報
産業で最後の火をともすのですが、現場にいない人の支配は
変わらず、現在は衰退の一途をたどっています。国が発展
するときには、「現場が活躍し、失敗を飲み込み、根菜類を
食べる」のが特徴で、現場から離れ、失敗を塗布し、くさい
野菜は食べないようになったら、その国は衰退し始めます。
あのローマもそうでした。それが栄枯盛衰であり、諸行無常
でもあるのです。

人間、特に頭で考える人間が「良い」と思うことは、個別
には確かに良いこともあるのですが、全体を見ると悪い方向
になることはしばしばあって、このようなことは哲学や
物理学では普通のことですが、経済学でも「合成の誤謬」
と言っていますし、お釈迦様も中庸と教えておられます。

イエス様が「貧乏な方が天国に近い」と言われたのも同じで、
人生の真実を見ることが難しいように人間社会で「お金が
あると不幸になる」と思っている人はそれほど多くはない
でしょう。普通はお金があった方が幸福になると信じて
不幸になっているように思います。

・・・
明治維新(もしくは開国)以来、50年間、日本は日露戦争に
勝ってしばらく、現場が活躍し根菜類を食べたのですが、
それからの35年、軍では中枢部が指導するようになり、
だんだん非現実的になって戦争に負けました。戦後も、
最初のうちは松下幸之助、本田宗一郎というような現場型
の人が産業を指導していましたが、やがて40年から50年
を経てバブルが崩壊すると、頭だけで考えた東京型思考が
日本を衰退させていきます。

たとえば、積み立てても意味が無いことが最初からわかって
いた年金を始めたり、空気も水も綺麗で環境が悪くないのに
頭だけで環境が大切だと言ってみたりということが起こり
始めるのです。そして、今では地方の現場の工場が軽視され、
本社の部隊が幅をきかせるのと同じように、東京でビルの中
で仕事をしている人たちが実権を握るようになりました。

なんと言っても東京の食糧自給率は1%、工業もほとんど
無くなりました。それでいて東京は地方の2倍近い所得を
とっています。実に不思議です。たとえば税金というのは
もともと働いている人の生活を豊かにするために税金を
払っているのですが、「税金を払っている人が苦労し、
税金をもらう人が楽をする」という奇妙な社会になって
しまったのです。

「国民は増税反対だが、財務省が増税を進めている」という
話は、それ自体が「税金」というものの論理に反するもの
です。国民が税金を納めるのは「喜んで納める」からであり、
「いやいや納めるなら税金ではなく、お殿様の徴収金みたい
なもの」だからです。

・・・
東京の電気を原発でつくり、東京は使うだけ、地方は危険な
原発を動かし、廃棄物を処理するというシステムは、まさに
今の増税路線とおなじく、本来は地方の召使い、国民の公僕
だったはずの人たちが力をつけていつの間にか主人になって
しまったことを意味しています。

今回の震災の瓦礫の問題も「中央が決めたことだから、
地方が汚染されようがやれ」という感じですが、なんでも
東京をみてそのご機嫌を取っている地方自治体の首長さん
は少しプライドをもって考えなければならないでしょう。

もともと、東京はなにもできません。食べ物もつくれず、
GDPにも貢献できないのです。それにも関わらず、地方は
自らの努力を怠り、中央の補助金、交付金、工場誘致など
「東京頼み」だけの政策を採っているように見えます。

私は良く地方に行きますが、地方の回復は1にも2にも東京
からの脱離にあるとおもいます。それには、
1)明治の初めのように東京の人が東京の利権を考えるの
ではなく、地方の力を増やして日本全体が栄えるように
我が身を捨てる(万機公論に決すべし・・明治天皇の
五箇条のご誓文)、
2)地方の人が外国と直接渡り合えるように自分で考え、
努力する、
の2つが必要なように思います。

最終的には現場にいる地方が力を持たないと日本は衰退して
いくでしょうし、それに東京が我が身を捨てて協力すること
こそ日本人なのでしょう。「失敗を認めない」、「うまく
言い抜ける」などは現場には関係がありません。言葉だけを
使って人生を送っている人だけの特殊な文化、それが今の
東京の幻想なのです。

原発の爆発すら認められない、事実を認めることはできない
・・・そんな文化が技術者の方まで波及しているのですから、
かなり重傷でしょう。なんとかこれを覆して明るい日本を
作りたいものです。
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(平成24年5月6日) 武田邦彦

ダブルスタンダードと「独自基準」

親は「政府が間違っていたから」という理由で子どもの
健康を害しても良いとことはない。政府が悪ければ、
親が正しくなければ子どもの信頼に応えられない。

・・・
農水省は「1キロ100ベクレルという新基準を作ったのに、
それ以下の独自基準はけしからん」と言い、それに追従する
マスコミも見られる。マスコミの論調は「違法でなにが悪い!
庶民は被曝しても文句を言うな!」という内容が書いてある。
専門家も御用学者も「空気がそうなら、そう言う」という
信念を貫いている。

でももともと「違法な独自基準」を決めているのは政府の方
である。日本の法律に違反しているのにマスコミが
「ヨーロッパは・・・」とヨーロッパの基準を持ち出すなど、
日本を馬鹿にしているのも甚だしい。国民の健康を心配する
なら、せめて「法律を守れ」ぐらいは言って欲しい。

繰り返すことになるが、日本の法律は「1年1ミリシーベルト
=外部+内部被曝」と決まっている。これを正面から否定
する人はいない。厚労省の大臣がさらっと「1年1ミリですよ」
と言って、これまでの違法を謝罪しない。まさに現場から
離れた東京の論理だ。

それなのに、またも政府の機関が決めた今回の食品の基準は
「食品だけで1年1ミリ」と公言した。厚労省の食品安全担当
が、厚労省の大臣とは違うダブルスタンダードなのだから
驚く。交通事故で言えば、飲酒運転が禁止されていても、
酒飲みの運転手を保護して、はねられる子どもを無視する
という方針だ。最初から、食べる人の健康ではなく、食材
(本当は汚染された食材は食材とは言えない)を作る側に
軸足を置いた値である。

まず食品基準を決めるときには、次の手順が必要である。

1) 原発が原因となる被曝は1年1ミリ以下に納めるのが、
 原発を実施するにあたっての国民同士の約束
 (法律、規則、指導)であり、それを守るのは当然だ、

2) 1年1ミリは外部被曝と内部被曝の合計であるので、
 まず、政府全体でその割合を決めなければ個別の規制は
 決まらない(たとえば、内部食材0.4ミリ、内部水0.1ミリ、
 内部土ほこり0.1、外部0.4ミリ・・・これが示されないと
 議論にもならない)、

3) 個別の食材の規制では、内部食材0.4ミリの場合、
 次に厚労省の標準食品表(1日あたりの日本人の標準的
 食品の量)に基づき、計算し、食事の偏り(サカナの
 好きな人などの幅)の計算を公表する、

4) もしくは、現在の農薬などに適応されている「無毒量
 (1年1ミリ)の100分の1」の原則を使用する(これが
 低レベル廃棄物やクリアランスレベルの0.01ミリ)で、
 個別の食材に100分の1則を使うのは、データの不確かさ、
 個人の防御力のばらつき、個人の嗜好の幅などが考慮される、

5) 50年間の内部被曝、人体からの排泄などを考えて、
 1年の積算被曝量を出す、

6) それに基づくと、1キロ40ベクレルが最高で、
 それ以上にはならない。

というものだ。このような理論的な計算をしてから議論
しないと、政府や厚労省、農水省、一部マスコミの論調は
「おまえら国民は何も知らなくて良い。結果だけ教える」
というもので、まったく民主主義というものを尊重して
いない。

福島原発の後、政府は徹底してダブルスタンダードを使って
いる。1年1ミリの法律を使って14才の少年を書類送検して
みたり、同時に1年20ミリの新基準をだしている。食品でも
「暫定基準」なるものがセシウムだけで1年5ミリ、全核種
で17ミリとして、半年あまりで1年1ミリ(内部被曝だけ)
とする。

まるで、夜店の値引きのようだ。原発が事故を起こしたら、
どのような基準で行くかもすでに原子力安全委員会で決まって
いるのに、誰も知らないからという理由で勝手放題である
(10万年に1回の事故に限って、上限を1年5ミリまであげ
うる、被曝によるがん死は1年150人以下にするなどが決まっ
ているが、政府、マスコミはそれを守ろうともしない)。

政府、マスコミに法律や決まりを守る誠実さを求めたい。
誠実であっても子どもに被害が出るかも知れないが、それは
不可抗力だ。でも、最初から不誠実で子どもに健康被害が
でたら、私たち大人は大人を止めなければならない。
shokuhinndabletdyno.86-(9:20).mp3」をダウンロード

(平成24年5月6日) 武田邦彦

形式論・・・日本は原発先進国?

第2次世界大戦の前に、「鬼畜米英」、「大東亜共栄圏」などの
「言葉」が先行し、冷静な国力や国際情勢の分析がおろそかに
なったことも先の大戦の敗北の原因になったとされています。
戦争は敗戦に終わり、310万人の日本人が犠牲になったのです
から、戦争がやむを得なかった可能性はありますが、やはり
政策として失敗だったことも明らかです。

日本の政策のように高度で複雑なことを考える時、言葉の
遊びのような形式論で話を進めることもできますし、それなり
に相手を説得できるように論理展開も可能です。事実、日本の
論壇では「形式論で論旨を構築し、それにあった事実を集める」
という手法を使う人がかなり多くテレビ解説や新聞、雑誌に
登場しています。

その一つが「日本は原発先進国で原発の技術は世界一だから、
それを守るべきだ」という「形式論」です。かなり地位も高く、
論理性もある立派な方がこのような形式論を述べておられる
ことに危惧を感じます。

この論理は「原発の技術が世界一」ということを根拠なしに
前提にしているのです。日本の原発が世界一の技術力を持って
いるなら、もちろん福島原発事故などは起こっていません。
いくら大きな地震と言っても「震度6,津波15メートル」
というのは日本の海岸線ではそれほど珍しくありません。

震度6などは日本では普通のことで、高層マンションを建てる
ときでも「耐震設計」をしますし、地震の少ない国の設計を
そのまま日本の高層マンションに応用することなど出来るはず
もありません。地震や津波に強い建物の設計は、地震や津波
がある国で発達するものだからです。

震度6の地震・津波のある国で原発を持っているのはほぼ
日本だけですから、もし日本の原発技術が世界一なら、
日本は独自の技術で原発、再処理施設などを設計しなければ
なりませんが、両方ともまったく出来ていません。

つまり、基本設計能力も安全保持設計もできないし、事故
が起こったときの現場の対応(地元に連絡)や緊急体制
(避難、ヨウ素剤など)もまったくダメなのに、単に
「原発を(ややだまして)発展途上国に売る力」だけを
「技術力」と言っているようです。

「日本の原発技術は世界一だから、これを温存しなければ
ならない」などと言う形式論が堂々と議論されることに
大きな違和感を覚えます。そろそろ形式論から実体論に、
空気的事実から科学的事実に変わっていかなければならない
とかんがえます。

日本が原子力発電を利用するためには「日本には基本的な
原子炉技術はない。一から再スタートだ。再処理技術も
フランスのもので日本にはない。だから核廃棄物の処理や
格納もできない」という事実を認識して、議論をやり直す
必要があります。
keisikirontdyno.87-(7:45).mp3」をダウンロード

(平成24年5月6日) 武田邦彦

お金は多い方が良いとなったのはいつ頃か?
・・・錯覚の社会
(平成24年5月7日) 武田邦彦

5月9日午後6時から飛騨市講演

5月9日 午後6時から岐阜県飛騨市、飛騨市文化交流
センター
で講演を行います。ご案内は以下の通りです
(ダブルクリックすると少し見やすくなります。
現実話 91_c0072801_9384484.jpg
武田邦彦

5月10日 富山県砺波市講演会

2012年5月10日に富山県砺波市で講演会を行います。
現実話 91_c0072801_2159449.jpg
現実話 91_c0072801_220473.jpg
 日時:2012年5月10日(木) 開会19:00~ 受付18:00~

 場所:南砺市城端伝統芸能会館 じょうはな座
 住所:南砺市城端1046

 お問い合わせは 社団法人となみ青年会議所 までお願いします。
 TEL:0763‐33‐5544
 入場無料 席に限りがありますので、
 先着順とさせていただきます。

例会案内 - 2012年度(社)となみ青年会議所
 http://www.tonamijc.or.jp/2012/04/

武田邦彦

速報やお答え
2011年の原発の記録1
2011年の原発の記録2
まとめシリーズ
特設スタジオ

武田邦彦ガリレオ放談
武田邦彦 『現代のコペルニクス』 - シアターネットTV
武田邦彦 ‐ ニコニコ動画
武田邦彦 (中部大学)

お手伝いさんのブログ はじめに 2011年12月18日
武田邦彦先生のブログ(音声のみの記事)が利用できない
方のために、実験的にテキスト化してみました。
武田邦彦先生 - みんな楽しくHappy♡がいい♪

ニコ動 武田邦彦教授ブログの音読

Amazon.co.jp: 武田邦彦: 本
武田邦彦 : セブンネットショッピング

05/07 ※放射脳には見えない暗号で書いてあります

【話題】 韓国 「全ての原発が停止した日本」 「日本経済転落」
 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1336179606/
(中略)
 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/05/05/2012050500365.html

20 名前:名無しさん@12周年[]
投稿日:2012/05/05(土) 10:05:07.14 ID:hD0CmIto0
>>1
枝野大臣「原発稼働ゼロで猛暑となっても、
電力使用制限令によらずに夏を乗り切れる可能性ある」
[12/01/27]
 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1327636728/
 ↓
枝野大臣「猛暑の場合、関西電力管内などで
計画停電の発動準備が必要だ」 [12/04/26]
 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1335413865/
 ↓ 
枝野大臣「関電に地域や時間帯など計画停電を準備させる」
・・・節電後でも電力15%不足試算 [12/05/03]
 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1336103516/

70 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日
:2012/05/05(土) 10:21:26.60 ID:iO8IqFq50 [3/4]
釜山の原発、全外部電源が12分間喪失 - 中国新聞

『【ソウル共同】聯合ニュースなどによると、韓国政府機関
の原子力安全委員会は13日、同国南部・釜山市にある
古里原発1号機で9日、すべての外部電源が12分間、
喪失する事故が起きたことを明らかにした。』

2012年2月9日、古里原発で全電源喪失 事業者の
韓国水力原子力は、報告せず2012年3月13日、
韓国原子力安全委員会が発表 - つまり1ヶ月隠蔽されて
いたわけです。

ソウルの放射能数値は東京・仙台の2倍!
「放射能ガー」厨もソウル行くな!
&韓国原発で全電源喪失事故隠蔽

461 名前:名無しさん@12周年[]
投稿日:2012/03/20(火) 01:08:23.39 ID:ZvPxQ5pX0
韓国ソウルで非常に高い放射線が検出されていた。
KBSでこの報道された時、韓国人は大騒ぎになったそうだ

h t t p://s1.gazo.cc/up/s1_17870.jpg
その値は約3マイクロSV/時であり年間では
26.28ミリSVとなる。

これは福島第一原発周辺で言えば、
概ね立入が禁止されている警戒区域レベルに相当し、
チェルノブイリでは強制移住区域に相当する。
韓国旅行行った日本人は馬鹿

 h t t p://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1331477647/101-102
古里原発、停電時の‘代替交流発電機’
作動手順を知らなかった 【東亜日報】

 h t t p://news.donga.com/Society/New/3/03/20120320/44919064/1
 h t t p://news.donga.com/IMAGE/2012/03/21/44919982.1.jpg
‘非常用ディーゼル発電機稼動失敗’に続き、
また不良が明らかに
 h t t p://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1330838714/412-413

412 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage]
投稿日:2012/03/17(土) 11:10:44.55 ID:XwOKP3T7
保寧火力、消防署への通報は27分後
…無謀な自主消火試みが火災を拡大 【朝鮮日報】
 h t t p://news.chosun.com/site/data/html_dir/2012/03/17/2012031700166.html

1・2号機の核心施設焼く
世界初の'4500日無事故運転'記録を守ろうとした疑い
(後略)

http://nihon9999.blog77.fc2.com/blog-entry-9689.html

by huttonde | 2012-05-03 01:53 | 現実話 | Comments(0)
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