2017年12月28日
神に放棄されし建物。
ヨーロッパの廃墟となった教会や礼拝堂
オランダを拠点に活動する廃墟写真家ローマン・
ロブロクは美しい場所を求めて世界各地を訪問している。
彼は放棄された建物が持つ独特な風景に惹かれ、
屋内外問わずすべて自然光のみで撮影している。
これらの写真は彼がヨーロッパ全土を回って訪問した
廃墟の一部で、なんらかの理由でさびれていった教会や
礼拝堂をとらえたものだが、なかには取り壊し中だったり
改装工事が始まっているものも含まれている。
神に祈りを捧げ、賛美する場でありながら神に放棄された
施設。栄枯盛衰の果てに打ち捨てられ、風化しつつある
建物の退廃的な美しさを堪能しよう。
ヨーロッパで見つけた個性的な教会たち
これらの写真はローマンが3年間ヨーロッパ全土を
巡って撮影した廃墟の一部だ。一口に教会といっても、
国ごとに工法の違いがあって非常に興味深い。
1. 改装中のフランスの教会
image credit:
Roman Robroek
2. フランスの教会
3. フランスの教会(校舎の一部)
4. フランスの小さな礼拝堂
各写真の撮影地はいずれも非常に古く、
長い歴史が伝わってくる。彼はそれぞれに
特徴的な教会の裏にある特別な物語に
思いを馳せたという。
5. イタリアの教会
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10. イタリアのある回廊に設置されていた礼拝堂
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宗教的な建築物はローマンのお気に入りの一つで、
祭壇の秘密めいた雰囲気にも魅かれるという。
朽ちていく空間を歩き回ると、古くなった衣類や本、
道具といった、ロマンあふれるささやかな遺物を
発見することもあるそうだ。
16. チェコ共和国の教会
17. ルーマニアのユダヤ教の会堂
18. ベルギーの教会
19. ドイツの教会
20. ポーランドの礼拝堂
廃墟を目指して痛い目にあうことも
彼がめぐる廃墟の中には人里離れた場所にあるものも
少なくない。イタリアで険しい山道の先にある廃墟を目指し、
あちこち穴がある悪路をひたすら運転したこともあれば、
腐った床に足を踏み入れて痛い目にあったこともあるという。
それでも見事な廃墟のシェアは素晴らしいことだと
語るローマン。人知れず風化していく廃墟に魅入られた
ローマン・ロブロクの作品の一部は
公式サイトでも
公開されている
via:
boredpanda、
romanrobroek・translated D
/ edited by parumo
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538: [名無し]さん(bin+cue).rar
2017/12/13(水) 05:26:17.46 ID:oN8f3efZ
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5317374.html