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特に書くことがないのでお勧め本の巻。最近出た曽野本特集。 でも何冊かは3~4年前の再出版。 曽野世界ではおなじみ、日本人の言う貧乏なんぞ屁と思わせる世界の貧乏・御苦労報告や、現実主義者らしい厳しさの一方で、ダメな面やら甘さをも肯定し、その上でのより妥当な世情の解釈、持論の展開等々。 教条主義や奇麗事で済まさず、薄情を売りにするでもなく、時に自身の信仰も参考に、残酷悪辣せこくトホホなキビシー世間を納得する。させる。 こーいうのを読んで、自分の貧しさが甘いと思うかといえば、そんなことはないわけで、下を見てホッとしてる場合ではなく、とはいえ感謝する余裕も無く、方や贅沢が平気の屁ーで当然と思ってる連中がいるのも現実で、ともかくも海外の過酷な国や地域のお話を知って自戒したり、やはり安堵したり、少しつらくなったり、頭の中で繰り返す。 まだ全部読んでないけど、なんだか面白いのでお勧めです。 日本人が知らない世界の歩き方 曽野 綾子 価格: ¥ 777 (税込) 出版社/著者からの内容紹介 すこしだけ目線を変えれば、人生の苦楽も違って見える。 不条理や裏切り、社会の嘘や戦争の悲惨、女の虚栄心に男の支配欲 ......実際に世界を歩けば、この世は「ろくでもないこと」ばかり。 しかし、そこにこそ人間の真実がある。だから、おもしろい。 「外人嫌いはあって当然」「暑くて泳げない国がある」 「いざとなると力しか解決の方法がない」----。 作家として、日本財団会長(当時)として、クリスチャンとして、 世界の果てまで旅した著者だから語れる深遠な言葉の数々。 ガイドブックには書いていない粋な旅。目線を変えるだけで、 日本人として凝り固まっていた頭がやわらかくなる! [内容紹介] 第一章 アジア--人間の「ろくでもない強さ」/ 第二章 ヨーロッパ--「それが人生」/ 第三章 アメリカ--どうでもいい素顔/ 第四章 南米--金と愛、そして子供/ 第五章 アフリカ--自然の威力、人間の無力/ 第六章 アラブとユダヤ--健康的な闘争 新書: 269ページ 出版社: PHP研究所 (2006/10) ASIN: 4569657834 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569657834 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31787165 なぜ人は恐ろしいことをするのか 曽野 綾子 価格: ¥ 490 (税込) 内容(「BOOK」データベースより) 浅ましさ、狡さ、でたらめ、それらすべてのものは人間の属性だから楽しい。およそ世間に存在するすべてのものは面白い。生きている限り、取り上げられることのない楽しみを、私は呼吸するように書き続けていく…。何を考え、流れゆく人生にどう身をゆだねるのか。読書の楽しみを実感できるエッセイ集。 文庫: 205ページ 出版社: 講談社 (2006/9/16) ASIN: 4062755068 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062755068 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31755096 原点を見つめて―それでも人は生きる 曽野 綾子 価格: ¥ 630 (税込) 内容紹介 人を殺す悪路、水道水のない土地、動物のように放置される痛み、思考を遮る暑さ、同じ「餌」を食べ続ける人々… かくも凄まじい自然、貧しい世界があったのか しかし、私たちは、そこから出発したのだ 「人はすべて、自分の出発した地点を肝に銘じて明確に、常に覚えていなければならない。人は自分の暮らしの原型、出発した地点の風景を、常に心の視野のうちに納めて置くか、せめて知識としてでも知っていなければならない。目的地だけわかっているのではいけないのだ」(本書より) 何の灯も目標物もない荒野や砂漠では、人は二つの光源を必要とすることを私はその時肝に銘じたのであった。一つは自分の出発した地点に置くためで、もう一つは今自分がいる足元を照らすためである。 (中略) 人はすべて、自分の出発した地点を肝に銘じて明確に、常に覚えていなければならない。人は自分の暮らしの原型、出発した地点の風景を、常に心の視野のうちに納めて置くか、せめて知識としてでも知っていなければならない。目的地だけわかっているのではいけないのだ。 本書より 内容(「BOOK」データベースより) 人を殺す悪路、水道水のない土地、動物のように放置される痛み、思考を遮る暑さ、同じ「餌」を食べ続ける人々…。かくも凄まじい自然、貧しい世界があったのか。しかし、私たちはそこから出発したのだ。 文庫: 297ページ 出版社: 祥伝社 (2006/09) ASIN: 4396314124 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4396314124 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31755251 至福の境地 曽野 綾子 価格: ¥ 560 (税込) 出版社 / 著者からの内容紹介 生活と読書、そのどちらも私にとってはなくてはならない快楽である。直接体験したことに、書物から光を当てたとき、人生はより多角的で陰影の深いものになるだろう……。心の豊かさを求め、自分が自分という人間の主人公でありたいと願ってやまない人たちに贈る、「自分の顔、相手の顔」シリーズ第4弾。 文庫: 270ページ 出版社: 講談社 (2006/6/15) ASIN: 406275424X http://www.amazon.co.jp/gp/product/406275424X http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31715673 戦争を知っていてよかった 曽野 綾子 価格: ¥ 1,470 (税込) 内容(「MARC」データベースより) アラブとユダヤ、辺境と大都会、富裕と貧困…。世界各地の「現実」を、作家の眼で公平かつ冷静に凝視する。安逸の日々を貪る現代日本人に叩きつける、刺激的脳内洗浄。『新潮45』連載を単行本化。 単行本: 272ページ 出版社: 新潮社 (2006/6/15) ASIN: 4103114169 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4103114169 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31726279 沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実 ―日本軍の住民自決命令はなかった! 曽野 綾子 価格: ¥ 980 (税込) 内容(「BOOK」データベースより) 大江健三郎氏の『沖縄ノート』のウソ!徹底した現地踏査をもとに、捏造された「惨劇の核心」を明らかにする。 内容(「MARC」データベースより) 第二次世界大戦末期に、沖縄の2つの島で起きた住民の集団自決。旧日本軍の命令による強制的なものだったというこれまでの「定説」を徹底批判。丹念な現地調査や取材をもとに、捏造された「惨劇の核心」を明らかにする。 単行本: 336ページ 出版社: ワック (2006/05) ASIN: 4898315453 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4898315453 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31713638 すぐばれるやり方で変節する人々―昼寝するお化け〈第7集〉 曽野 綾子 価格: ¥ 1,575 (税込) 出版社/著者からの内容紹介 “人は生きるのに一流でなくとも困らない” “上流だろうが下流だろうが、面白い人は面白い”「作家修行を始めた頃、私は作家になれれば、後は全くどうでもよかった。差別され、卑しめられることなど何ほどのことでもない。誰が侮蔑しようとも、その道はひっそりと輝いているという矜持と確信があった。そういった矜持はどこへ行ったのだろう。人の評価など、すべて相対的なものに過ぎないのに」(本文より)現代日本が抱える様々な問題、国政、外交、人権、メディア、老化、貧困などをテーマにあげ、卓越した批評眼によりやせ細りするニッポンの病巣を摘出する。“この国に明日はあるのか?”を鋭く問いかける警世のエッセイ集・週刊ポスト連載「昼寝するお化け」の第七弾。 内容(「BOOK」データベースより) 卓越した批評眼がやせ細りするニッポンの抱える深刻な病巣を抉り出す。 単行本: 235ページ 出版社: 小学館 (2006/05) ASIN: 4093794472 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4093794472 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31718005 かまとと追放! 曾野綾子ファンページ http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Kaede/5153/index.html
by huttonde
| 2006-11-20 00:32
| 小室・日下・曽野本
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