さっきボケーとテレビでゴジラ見てた。
「今時ゴジラつーのもどうかいな」と思ってたけど、なかなかそれらしく作ろうと頑張ったようで、いいんでないですか。小学生相手なら当然有りでしょう。
もっとも、作り手は思い入れが強くなるから、無関係の部外者とは意識が違ってくる。「おいおい、あれだけミサイルぶっ込んでんのに、ゴジラしぶとすぎだろ」と思っても、作り手とすれば「すぐ死んだら話になんねえだろ」となる。いかにウソをホントらしくごまかして客を夢中にさせるかが腕の見せ所。
以前にホラー物ビデオを複数借りたときも、たとえば「ゾンビ」など、あからさまに役者達の芝居頼みだから、コケ脅しでどうってことないかなーと思ってたら、中頃、坊さんゾンビがヨロヨロ歩いてたときには、「あわわ、大変じゃ、やばいぞやばいぞ」と焦りが出たり。
「悪魔のいけにえ」も冒頭はよかった。が、途中で覆面の男が兄貴の言いなりになっている、ただのバカに見えてしらけた。後半はチェーンソー振り回すただの与太郎。最後は監禁してた女性に逃げられて悔しがっておわり。トホホ。
「死霊のはらわた」はダメです。評価する意見もあるらしいが、俺にはただの滅茶苦茶に見えてだめだった。オチもクソもない素人作品てことで。
それにしても米国ゴジラはひどかったようですね。ただの恐竜扱いか。さすがに地元のマニアにも悪評だったようだけど、いかにも米国らしいガサツぶり。
米国のセンスのひどさはアメコミのクドさと同じで知ってるつもりだったけど、やはり脳みその違いだろうね。
秋の虫の音に情緒を感じるのは日本人とポリネシア人だけらしいね。他の国々は西洋も東洋も皆雑音扱い。ガサツにもなるってもんだで。
でもアホなハイカラ好きは、アメコミのカット1点をアートだか美術品扱いして、数百万だか千万単位でしょ。アレ(忘れた)。都庁かどこかが買ったんだっけ。あんな単純な絵なら俺が半額で描いてやるっつーの。